86話 ワース ページ38
次の日
どうもこんにちはAです
今日はレアン寮に向かっています
ワースくんにローブを返しに行くためと…
もう一つ理由があるけど…
まぁそれは置いといて
今私困ってるんですよ
え？何に困ってるかって？
それは…
｢おいおいおいwなんで神聖なレアン寮にアドラの奴がいんだよ。なあ？｣
レアン寮のチンピラに絡まれています､､､
もういやこの学校！！
私何にもしてないじゃん！！
｢おい聞いてんのか！！｣
A｢ﾋｲｯ!!｣
チンピラさんに私は壁に追いやられてしまった
怖い怖い怖い！！
【マッドロス】
ｶﾞﾝｯ!!
私の顔スレスレになにかが飛んできた
それは壁にめり込まれた
もうヤダ､､､
｢だ、誰だよ！！｣
チンピラさんが振り向いた先には
｢…おい｣
やや癖の強い黒髪と丸いサングラス…
そして顔のアザが2本
まさか…
｢おいてめぇ
誰の女に手ぇ出してんだよ｣
A｢ワースくん､､､｣ﾎﾞｿｯ
｢げっ！！
わ、悪かった！お前の連れとは知らなかったんだよ！！！｣
ワースくんに驚いてチンピラさんは逃げていった
私はチンピラさんがいなくなってほっとしたのと同時に力が抜けてしまい…
そのままズルズルと地面にペタっと座り込んでしまった
A｢こ、怖かったぁ､､､｣ﾎﾞｿｯ
ワース｢…なんでここにいんだよ｣
ワースくんは私の顔を一切見ずにサングラスをくいっと上げた
A｢あ、あはは､､､｣
私はその態度がなんだか素っ気なくて
それが悲しくて…
乾いた笑みを見せると
ワース｢…ほら立てよ｣
ワースくんは手を差し伸べてくれた
A｢だ、大丈夫！
ありがとうワースくん｣
私は自分で立とうとした
けど
ワース｢…強がんな｣ｸﾞｲｯ
A｢わっ！？｣
ワースくんは思いっきり私の腕を掴んで
ソッ…っと腰を支えながら立たせてくれた
A｢あ、ありがとう､､､｣
ワース｢…おう｣
そこから無言の時間になってしまった
ワースくんは未だに腰から手を離さない
そして何より距離が近い…！！///
私はいまワースくんの胸元に手を置いている状態だ
A｢あ、あの､､､わ、ワースくん？｣
ワース｢…んだよ｣
ぶっきらぼうに答えるワースくん
A｢あ、あの､､､その､､､///
ち、近い､､､///
デス､､､｣
私が照れながら一生懸命話したら
ワース｢…なっ！？///｣
ワースくんはやっと理解したのか顔を真っ赤にして慌てだした
私の腰を掴んでいた手をアワアワさせている
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歌唄(プロフ) - 天然石さん» どこかで聞きましたね笑 (3月27日 12時) (
レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - デジャブなセリフ（笑）どここできいたことのあるような（笑） (3月27日 11時) (レス) @page6 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌唄 | 作成日時：2024年3月26日 15時
