84話 ページ36
レイン｢A｣
何を考えているかもわかんない
そして自分の気持ちもなんにも言ってくれないこの不器用すぎる先輩
私は本気で意味がわからなかった
A｢〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！｣
ｺﾞﾝｯ!!
レイン｢ｯ！？｣
イライラして思いっきりレイン先輩に頭突きした
レイン先輩は驚いて私を拘束していた手を離した
まぁ痛くはないんだろうな
驚いているだけだもん
なんなら私の方が痛いもん！
A｢レイン先輩さっきからなんなんですか！！
言いたいことあるなら口で言ってください！！｣
レイン｢…｣
レイン先輩は少し考え込んでから
レイン｢なぜ俺を避ける｣
A｢え｣
レイン｢なぜ俺を無視する｣
レイン先輩は再び近づいてきた
A｢え、ちょっ！？｣
そして正面から優しく抱きしめてきた
レイン｢なぜ俺から離れる
俺はお前だけは
手放したくねぇんだ｣
と私の肩に顔を埋めた
A｢…レイン先輩｣
私がずっとレイン先輩のことを避けていたから…
ずっとレイン先輩は悩んでいたんだ
ﾎﾟﾝﾎﾝ
A｢…ごめんなさいレイン先輩
相部屋だった人にレイン先輩と私が一緒にいるとレイン先輩に迷惑だって言われて､､､私もそうだと思って､､､
だからレイン先輩から離れようとしたんです､､､
でも
レイン先輩の気持ちを考えてなかったですね､､､ごめんなさい｣
謝りながらレイン先輩の背中をポンポンと叩いた
レイン｢相部屋…あぁ。あいつか
色々あったらしいな
俺の方こそ悪かった。
あの時になんとかしておけば…｣
A｢気にしてませんよ？｣
と笑うと
レイン｢…頭が痛てぇ｣
と言われた
A｢うっ､､､ご、ごめんなさい､､､｣
レイン｢…撫でてくれ｣
A｢え、｣
早くしろと言わんばかりに頭を私に向けてきた
そして私の手を掴んで自分の頭に置いた
私は仕方なくさっきぶつけてしまった頭を撫でた
A｢痛いの痛いのとんでけ〜。
なんちゃってw｣
とふざけながらレイン先輩を見ると
レイン｢…もう終わりなのか？｣
とこっちを見てきた
くっ！！心做しかレイン先輩が子犬に見えた！！！
私は結局レイン先輩が満足するまで頭を撫でた
その後レイン先輩に寮まで連れ戻された
レイン先輩はあの眼鏡の人の処理をしなくてはいけないらしく魔法局に戻って行った
ちなみにあの闘技場に戻ることは却下された
勝手に行くとどうなるか分かるよな？と脅されたのは言うまでもない
その頃…みんなが
マッシュくんの秘密を知ってしまっていたとは知らずに…
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歌唄(プロフ) - 天然石さん» どこかで聞きましたね笑 (3月27日 12時) (
レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - デジャブなセリフ（笑）どここできいたことのあるような（笑） (3月27日 11時) (レス) @page6 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌唄 | 作成日時：2024年3月26日 15時
