83話 不器用 ページ35
目の前に剣が飛んできた
A｢ﾋｨｯ!!｣
あと数ミリ近かったら私が絶対に切れてた､､､
冷や汗をかきながら恐る恐る後ろを振り返ると
鬼かと思うくらいの怖い顔をしたレイン先輩がいた
正直その無表情で眉間に皺がよってるのがとっても怖い､､､
オワタ
私は怖くなって再度剣の方に体を向けた
その瞬間
ｶﾞﾝｯ!!
レイン｢何処に行く気だ｣
レイン先輩は自身の剣を壁だと思っているのだろうか
剣を使って私に
まぁいわゆる壁ドンをしてきた
否。訂正しよう
覆いかぶさってきた
これは剣ドンというものなのだろうか？
いやそんなものないだろ！
なんてどこか頭の隅で考えながら
私は今レイン先輩と剣に挟まれている
レイン先輩の顔が私の至近距離にあるのは振り向かなくても分かる！！！
耳にレイン先輩の吐息あたってんもん！！///
これでもうホントの意味で逃げれない！！
A｢ま、マッシュくんたちの所へ､､､い、行こうかと｣
と慌てて言い訳すると
レイン｢あﾞ？｣
A｢ﾋｨｯ!!｣
なんかめっちゃ怒ってる！！！
なぜ！？
レイン先輩は私の肩を掴んで強制的に振り向かせてきた
そして私の両手首を器用に片手で掴んだ
いわゆる拘束というやつだ！
その瞬間…
レイン先輩と目が合う…
私は気まずくて思わず目を逸らてしまった
しかし
ｸﾞｯ
レイン｢逸らすな｣
レイン先輩はそれを許してはくれなかった
レイン｢お前は
俺だけを見ろ｣
A｢れ、レイン先輩､､､？｣
なんかレイン先輩の様子がおかしいような…？
レイン先輩は割れ物を扱うかのように空いてるほうの手で
私の頬をソッ…っと撫でた
そして無理やり目線を合わせてきた
レイン｢お前の目には
今誰が映っている
マッシュ・バーンデッドか？
それとも
オーター・マドルか？｣
A｢れ、レイン先輩！？何を言っt｢そいつらを殺せば｣え｣
ｷﾞﾘｯ
私の手首を掴んでいるレイン先輩の手に力が入った
A｢…ｯ｣
痛い､､､
レイン｢俺は
お前を手に入れることができるのか？｣
そういうレイン先輩の目は
月の光のように綺麗だが…
とても冷たい目をしていた
私の好きな
いつもの優しいレイン先輩の目ではなかった
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歌唄(プロフ) - 天然石さん» どこかで聞きましたね笑 (3月27日 12時) (
レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - デジャブなセリフ（笑）どここできいたことのあるような（笑） (3月27日 11時) (レス) @page6 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌唄 | 作成日時：2024年3月26日 15時
