82話 ページ34
しかしレインはAを金髪の男から突き放すために魔法を放った
男は避けようとした時にAから手を離してしまった
｢おっと｣
【パルチザン】
レインはその隙に素早く無数の剣を放った
｢そんなにこの生徒が大事なのか！
まぁいいいつでも手に入る(今はアベルを殺すことが先か)｣
金髪の男はAを置いて去っていった
レインの眉間に刻まれた皺が深くなった
レイン｢(まずい…奴の実力は恐らく神覚者同等…。
あいつらでは太刀打ちできない…！)」
その頃のマッシュたちが
｢わーい！！わーい！！｣
アベルを倒したことで勝利の舞をしながら呑気に騒いでいるとは知らずに…
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レインはAを守りながらどうにか死刑囚を倒した
レイン｢…大丈夫だろうか。あいつら｣
壁にもたれかかっているAを見つめながらマッシュたちの心配をしていた
そして
目の前の生徒
A・カメリアについて悩んでいた
ここ数日レインは彼女に避けらていたのだ
初めは気のせいかと思っていたレインだったが
魔法局でオーターの書斎に行った際に頑なに自分に会おうとしないAを見てようやく自分が避けられていることに気づいた
まるで割れ物を扱うかのようにAの頬を優しく撫でる
レイン｢A
お前はなぜ俺を避ける…
教えてくれ｣
そう呟いたあと再度死刑囚の元に向かった
逃げないよう拘束するために
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Aside
う、うぅん､､､
あれ私､､､
何してたんだっけ､､､？
確か…マッシュくんたちと
ワースくん…
ランスくん…
そうだ！ランスくんの偽物！！
あいつに私､､､眠らされて
それから､､､
やばいそれからの記憶が無い､､､
恐る恐る目を開けて周りを見渡すと
A｢…あれ？｣
金髪の男は近くにいなかった
そして周りにあったのは
何故か倒れて拘束されている眼鏡の男
そしてその男の前に立っている恐らく同じ学生
ぼやけてあんま見えない､､､
目を擦りながら
その人たちの周りを見ると
見たことがある剣が無数に地面に刺さっていた
この剣って､､､
まさか！！
もう一度眼鏡の男の前に立っている生徒に目をやると
それは
レイン先輩だった
やばいレイン先輩に見つかる前に逃げないと…！！
私は急いで起き上がってバレないように逃げ出そうとした
でも
【パルチザン】
あの神覚者レイン・エイムズがそう簡単に私を逃がしてくれるわけがなかった
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歌唄(プロフ) - 天然石さん» どこかで聞きましたね笑 (3月27日 12時) (
レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - デジャブなセリフ（笑）どここできいたことのあるような（笑） (3月27日 11時) (レス) @page6 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌唄 | 作成日時：2024年3月26日 15時
