78話 偽物 ページ30
ランス｢ﾁｯ!!貴様…！！
一体何の真似だ！！｣
ワース｢…ねぇよ｣
ランス｢は？｣
ワース｢こんな戦いの場に…
_____________________
私はまた地面に飲み込まれて数十秒後に叩き下ろされる…と思ったが
着地地点に泥があったおかげでクッションになってくれた
A｢この泥…｣
ワースくんの魔法…
なんで…
なんでワースくんがあそこにいたの…？
もしかしてワースくんも
A｢…いや、今はそんなこと考えている暇は無い。早くみんなの元に行かないと…！｣
急いで立ち上がって走っていったが…
なんとここで朗報です
私A・カメリア
絶賛迷子中です
広すぎるその地下で右も左も分からないまま彷徨い続けたらこうなってしまった
色んな扉を開けてみたがどこも空き部屋だった
あ、ちなみに１個だけ空き部屋じゃない部屋があったけど…
変な人形で埋め尽くされてたので見なかったことにした
物騒すぎるよ、レアン寮！
A｢…あれ？」
ひたすらに歩いていると、何やら覚えのある髪色とローブが見えた
薄水色の髪の毛に、アドラ寮のローブ
そして左耳にある惑星のピアス
A｢…もしかして
ランスくん！？｣
ランスくんが居た
まさかもうワースくんを倒したのかと思って駆け寄ってみたけど
どことなく違和感を感じた
ランス？｢なんだ？」
A｢え、あ、あの人…た、倒したの？」
ランス？｢あぁ｣
素っ気ない対応を取ってくるランスくん
やはり何処か違和感を感じる
私の気の所為…かな？
いやでも…ランスくんじゃないようにしか見えない
騙すようになるけどごめんランスくん！！
A｢…あの
ランス？｢…まぁな｣
ﾋﾞｸｯ
違う
私は急いで杖を構えた
ランス？｢…何の真似だ｣
A｢さっきまでランスくんが戦ってたのは
あなた…誰ですか？｣
ランス？｢まさかコイツを知ってる人に会うなんてな…｣ﾎﾞｿｯ
とため息を吐いた。
やはり、目の前のランスくんは私の知っているランスくんではない！！
A｢貴方は誰…！
これ以上近付いたら…！」
｢折角この学校の生徒の顔を借りたのに」
表情を変えないまま近づいてくるランスくんの偽物
A｢ランスくんに何をしたの！！」
｢失礼だな。
そう言って相手は変装を解いた
マッシュくんと同じ髪型で金髪
そして…
まさかの二本線！！
やばいな…私一人で何とかできるかな…？
否できないな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 291人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
歌唄(プロフ) - 天然石さん» どこかで聞きましたね笑 (3月27日 12時) (
レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - デジャブなセリフ（笑）どここできいたことのあるような（笑） (3月27日 11時) (レス) @page6 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：歌唄 | 作成日時：2024年3月26日 15時
