76話 ページ28
｢なに？イケてる僕への嫉妬？」
ドット｢そうだけど！？」
そんなはっきり言わなくても…
｢嫉妬でもなんでもしなよ。
ま、顔も頭もイケてない君に僕が負ける訳ないから」
【ローズウィップ】
杖が薔薇の茎のような植物に変形した
｢君たちシルバ先輩に勝ったんだろ？」
ドット｢いやオレはボコボコにされゴニョゴニョ」
｢あの人折角二本線なのに勿体ないよなぁ。魔力量だけで魔法の使い方を全然わかってないよ」
｢先に言っとくけど
僕はシルバ先輩より強いよ？｣
…あの眉ピアスさんよりも！？
ドット｢へぇ…まあ、絶対に負けねぇけど。」
杖を一振した
【エクスプロムボム】
地面に現れる魔法陣に困惑を隠しきれないイケメンくん
離れようと1歩足を踏み出した瞬間、警告の声が響いた
ドット｢おっと、動かない方がいいぜ。
こいつは条件付き魔法…。オレの通常魔法の5倍の威力だ」
どうやら踏むと爆発する形式の爆弾のようだ…
どうやって踏ませる気なの？
ドットくんには考えがある…んだよね？
｢こんなあからさまな罠にひっかかる訳ないだろ、この僕が」
自信満々な表情で話すイケメンくんに、自身の頭をトントンと叩いてドットくんは
ドット｢100%引っかかるぜ、アンタはよォ。」
ギャハハと笑う
それさえ無ければ絶対ドットくんモテるよ
マジで
｢そんな手には引っかからない…
【ローズウィップ"アブソル"】
杖から伸びる無数の蔦がドットくんを襲った
受身を取りながらも、耐えようとするドットに蔦が絡みついた
それと同時にドットくんの杖が落ちちゃった
｢そのトゲで君の体は完全に固定された…次の一撃で確実にしとめてあげよう」
ドット｢やめろー！！！！！」
A｢ドットくん！！｣
そのままドットの体を持ち上げた
｢一重まぶたにセンスのないバンダナ…。それに加えて魔法のセンスもないなんて…。
結局僕にこのマークを踏ませることも出来なかった。本当にイケてないな、君は」
イケメンなのに性格終わってんな…この人
ドットくん…！！
ドット｢…オレは踏ませるだなんて一言も言ってないぜ？」
え？
蔦がドットくんを叩きつける…その瞬間
イケメンくんの周りで爆発が起こった
叩きつける前に蔦が炎に焼かれ、ボトボトと崩れ落ちた
｢なっ…！」
ドット｢エクスプロムボムはただの時限爆弾だ…！
まさかオレが自信たっぷりに目の前に時限爆弾を置くと思わなかったろ！
8回死ね！！｣
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歌唄(プロフ) - 天然石さん» どこかで聞きましたね笑 (3月27日 12時) (
レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - デジャブなセリフ（笑）どここできいたことのあるような（笑） (3月27日 11時) (レス) @page6 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌唄 | 作成日時：2024年3月26日 15時
