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63話 ページ15

乾いた音が廊下に響いた

私は思いっきりマーリンさんをビンタした

『ッ!?』

A「これであなたたちを許す。

今後一切私に関わらないで」

それだけ言ってその場を去った

ランス「…A!」
_____________________
私は急いでその場を離れて物陰に隠れた

ランス「A!!」

ランスくんが急いで私を追いかけてきた

A「…ランスくん」

ランス「大丈夫か?」

A「…うん」

ポタッ

A「あれ、、、?」

いきなり涙が零れた

慌てて拭っても止まらない

なんで、、、

ランス「やめろ」

目を擦って涙を拭っているとランスくんが止めてきた

ランス「擦ると赤くなるぞ」

ランスくんはハンカチを目に優しく当ててくれた

そのランスくんの優しさが仇となってさらにボロボロ泣いてしまった

A「ラ゙ン゙ズぐん゙、、、」

ランス「大丈夫だ。今まで良く頑張ったな」

優しく頭を撫でてくれるランスくん

その手がとても温かい…

さすがお兄ちゃんだ…

A「…ズビッ。
もう大丈夫、、、ありがと」

背中をさすりながら

ランス「そうか。…落ち着いたか?」

と聞いてくれるランスくん

ほんとイケメンだな…

A「うん、、、」

ランス「…あいつらは明日までに寮から追い出す。
今まで助けてやれなくて悪かった」

A「大丈夫、、、私もやられっぱなしだったのが悪いし。

それに

ランスくんが今助けてくれたから、、、」

それでいい、と言うと

ランス「A…」

ランスくんはゆっくり私に近づいてきた

私の後ろは壁

逃げれない、、、!

A「え、なになに!?」

慌ててランスくんを止めようとしたけど、、、

ランス「A」

A「…ッ///」

すごい真剣な目で私を見ていたから

逆に私が固まってしまった

真剣な顔もすっごいイケメンだ…!

ランス「A」

壊れ物を扱うかのように私の頬を撫でてから

私の顎をソッと持ち上げるランスくん

いわゆる顎クイ!!

A「…ッ!?///」

ランスくんの顔が鼻が当たる位の距離まで近づいてきた

逃げたいけど逃げれない…!!

A「(あ、やばい、、、)」

私とランスくんの唇が重なる…

はずだった

バキッ

何かが壊れる音がした

私もランスくんも驚いて音の聞こえた方を見ると

マッシュ「しまった、、、押戸か引き戸がわかんなくて」

マッシュくんが壊れたドアを持って立っていた

マッシュ「…あれ?Aちゃんとランスくん何してるの?」

A「〜〜〜〜ッ!!!」

私は我に返ってランスくんを突き飛ばして

急いでその場から逃げた

私…

ランスくんと今何をしようとした…!?

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歌唄(プロフ) - 天然石さん» どこかで聞きましたね笑 (3月27日 12時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - デジャブなセリフ(笑)どここできいたことのあるような(笑) (3月27日 11時) (レス) @page6 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:歌唄 | 作成日時:2024年3月26日 15時

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