60話 ページ12
A「…ありがとうございますワースくん」
ワースくんは私が落ち着くまで背中をさすってくれた
泣き止んでからサングラスをハンカチで拭いてワースくんに返した
ワース「んで?どーすんだ?」
A「え?」
ワース「このままそいつに好き勝手させるわけにはいかねぇだろ?」
A「そ、そうですけど、、、」
私一人では何にもできないし、、、
でもみんなを巻き込みたくないんだよな、、、
ワース「…まぁダチを巻き込みたくねぇ気持ちは分からなくもねぇけど」
A「まぁ、、、はい」
ワース「ま、俺はお前と寮違ぇし助けれねぇからあとは自分でなんとかしろよ」
なんて投げやりな、、、
ワース「…愚痴くれぇは聞いてやるからよ」ボソッ
頬をかきながら話すワースくん
A「…ありがとうございます!ワースくん!」
ワース「おぅ。
んで?部屋に戻るのか?」
A「…今日はここでいいです」
多分まだマーリンさんの友だちも部屋にいるだろうし、、、
ワース「…あー!!ったく。めんどくせぇな!
いいか!?そいつらがどっか行ったら必ず部屋戻れよ!!」
A「え」
ワース「それまでは此処にいてやる!!」
A「も、もしかしてそれまで一緒にいてくれるんですか!?ほ、ほんとですか?」
私が喜んでいると
ワース「なっ!!///ち、ちっげぇよ!!ひ、暇だからだ!
別にてめぇのためじゃねぇからな!!か、勘違いすんなよ!!」
と顔を真っ赤にして怒るワースくん
説得力ゼロだ…
A「ありがとうございますワースくん!」
ワース「〜〜ッ!!///」
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私は持ってきた毛布をワースくんの足元にかけた
ワース「そんだけじゃさみぃだろ?」
ワースくんはローブを私の肩にかけてくれた
A「ワースくんは寒くないんですか?」
ワース「おう。…てかそろそろ敬語やめろよ」
A「ワースくん先輩じゃないですか」
ワース「いーんだよ。気にしてねぇから」
A「…分かった。ワースくん」
お礼も兼ねてタメ語で話すことにした
それからはワースくんと他愛もない話をした
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ワースside
A「スースー」
ワース「…はぁ」
しばらくAと話してると
こいつそのまま寝やがった
今は俺の肩に頭を置いて寝てる
ほんっとこいつ危機感ねぇな…
無防備すぎんだろ…
ワース「…ったく」
この時間だとさすがにあいつと相部屋のやつも寝てるだろ
Aを起こさねぇようにゆっくり抱き上げて魔法で一瞬で部屋まで行き、ベッドに寝かせた
ワース「おやすみA」
オレのローブをかけたまま
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歌唄(プロフ) - 天然石さん» どこかで聞きましたね笑 (3月27日 12時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - デジャブなセリフ(笑)どここできいたことのあるような(笑) (3月27日 11時) (レス) @page6 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌唄 | 作成日時:2024年3月26日 15時