43話 ページ44
さっきから見つめてくるレイン先輩が怖くてビクビクしながらうさぎと戯れていたら
レイン｢お前はお腹すいているのか？｣
と聞いてきた
A｢い、いえ別に､､､｣
レイン｢そうか。お前の好きなチーズケーキを買ったんだが…｣
A｢え、チーズケーキ！？｣
レイン｢…いるか？｣
A｢いいんですか！？｣
レイン｢あぁ｣
レイン先輩は冷蔵庫からケーキの入った箱を出してきた
これ有名なケーキの店…！めっちゃ並ばないと買えないやつじゃん！！
てかその前にめっちゃ高いやつ！！
貧乏な私には買えない代物だ…
A｢や、やっぱり私…｣
レイン｢…いらないのか？｣
私が断ろうとするとすっごい捨てられた子犬みたいな顔をし始めた
そんな眉を下げて悲しそうな顔をしないで！？
普段無表情のくせにこんな時だけシュンとした顔しないで！？
A｢れ、レイン先輩がいいって､､､言うならほ、欲しいです､､､｣
そう言うと
レイン｢そうか…！｣
と今度はすごい元気になった
そのギャップに惚れるんですよ世の女は！！
レイン先輩はチーズケーキを私にくれた
レイン先輩はガトーショコラかな？
多分ビター
レイン｢Aはチーズケーキが好きだったろう？仕事終わりに買ってきたんだ｣
A｢そうなんですか？わざわざありがとうございま…ん？今なんて言いました？｣
レイン｢何がだ？｣
A｢なんで私の好物知ってるんですか…？｣
この学校の誰にも好物教えたことないのに…？
レイン｢好きな相手の好みくらい知ってて当然だろう？｣
とサラッと言ったレイン先輩
いやそんな｢当たり前だろ？｣みたいな顔で話さないで欲しい…
どうやって知ったか聞いてるのに…
てか今なんて言った？
好きな相手？
いやいやいや…気のせいだ。聞き間違いだ
そう思いながらチーズケーキを食べた
A｢ｯ！！お、美味しい〜！！｣
こんな美味しいチーズケーキ食べたことないかも！！
レイン｢本当に好きなんだな｣
A｢はい！！お母さんのチーズケーキも美味しいけどここのチーズケーキも最高です！！｣
そういえばお母さんのチーズケーキあれから食べてないな…
レイン｢そういえばお前の家は元ケーキ屋さんだったな。
その時に母が作ってくれたチーズケーキが美味しかったから好きになったんだよな？｣
A｢だからなんでそこまで知ってるんですか…？｣
レイン｢お前のことくらい知ってて当然だろう｣
そう言って紅茶を飲むレイン先輩
絵になるな…
レイン｢Aも紅茶いるか？｣
A｢いえ､､､苦いので大丈夫です｣
レイン｢子ども舌なのか…｣
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歌唄(プロフ) - そこらへんの草さん» ナニとは言わないけど！！Sだと思います！ (3月21日 8時) (
レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - meeさん» めっちゃ分かります！！ (3月20日 18時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
mee(プロフ) - 歌唄さん» もうほんとにその通りなんです。なんですけど、微笑ましくてこれはこれでいいなって思っちゃいます笑 (3月20日 14時) (レス) @page38 id: ea8fbd29c8 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - meeさん» 夢主場所チェンジして！！ (3月20日 14時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
mee(プロフ) - レインとオーターさんに取り合い？されるとか、最高すぎか😍💞 (3月20日 12時) (レス) id: ea8fbd29c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌唄 | 作成日時：2024年3月10日 17時
