38話 オーターさんとの1日 ページ39
A「お子ちゃまじゃないです…」
オーター「そんなに頬を膨らましても事実は変わりませんよ」
そう言いながら私の頬をつんつんし始めた
なんか真顔でつんつんするのやめて欲しい
ちょー怖い
A「お、オーターさん?」
オーター「失礼。さぁ食べましょうか」
オーターさんは頼んだ料理を適当に私のお皿に盛りつけてくれた
A「あ、ありがとうございます!」
お礼を言ってフォークとスプーンをもらおうと思ったが…
オーターさんは一向に渡してくれなかった
A「あ、あの、、、?」
オーター「その姿でしたら食べるのは辛いでしょう?ほら」
と、スプーンを差し出してきた
こ、これはもしや、、、
【あーん】というやつでは!?
イヤイヤ!
でもこの人
オーター「ほら。早くなさい」
折れる気ねぇ!!!
A「あ、あ〜ん、、、」
恐る恐る口を開けるとオーターさんは優しく口に運んでくれた
A「あ、美味しい」
オーターさんはやはりお金持ちなんだろうか…?
まぁ神覚者だからなのかもしれないが、、、
すっごい料理は美味しい
A「…!!」
オーター「フッ。なんとも美味しそうに食べますね」
オーターさんはそう言って食事を始めた
てかさっきオーターさん笑ってなかった!?ねぇ!?
_____________________
オーターside
初めて会った時…彼女を魔法局にやってきた侵入者だと思った
しかし彼女はウォールバークさんが送ったイーストンの生徒だという
少し臆病で恐らく泣き虫の彼女は今…
カクン…カクン…
うつらうつらと船を漕いでいた
どうやら眠くなったのでしょう
彼女なりに睡魔と戦っているようですが
バタンッ!!
彼女は思いっきり机に頭を乗せて寝てしまった
まぁ私が手を添えたので怪我はしてないでしょう
確かライオが精神も幼くなってきていると言っていたな…
にしても…
オーター「全く…食べたり寝たり…忙しい子ですね」
さすがにこのまま寝かすのは良くないと本に書いてあったから
寝ているAをそっと抱き上げ
Aを書斎のベッドに寝かしつけることにした
オーター「今日は疲れただろう…ゆっくり眠るといい」ボソッ
優しく頭を撫でてやると安心したのかAは笑っていた
オーター「…フッ。泣き顔も良かったが…この顔もまたいいものですね」ボソッ
ワースとも…
こんなふうに食事ができる時がくるといいんですけどね…
_____________________
Aを使ってワースとの食事をシミュレーションしているオーター様であった
365人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
歌唄(プロフ) - そこらへんの草さん» ナニとは言わないけど!!Sだと思います! (3月21日 8時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - meeさん» めっちゃ分かります!! (3月20日 18時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
mee(プロフ) - 歌唄さん» もうほんとにその通りなんです。なんですけど、微笑ましくてこれはこれでいいなって思っちゃいます笑 (3月20日 14時) (レス) @page38 id: ea8fbd29c8 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - meeさん» 夢主場所チェンジして!! (3月20日 14時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
mee(プロフ) - レインとオーターさんに取り合い?されるとか、最高すぎか😍💞 (3月20日 12時) (レス) id: ea8fbd29c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:歌唄 | 作成日時:2024年3月10日 17時