愛が重たい人たちとの学校生活【MASHLE】

3話 ページ4

目の前には水色の髪に顔のアザが二本の男の子が立っていた

A｢あ、あばばばば､､､｣

めちゃイケメンやん

？｢貴様は…キノコ頭と一緒にいたやつか｣

あ、覚えられてる

でもそれ別にいい意味じゃない…

A｢あ、え、A・カメリアです､､､｣

名前を言った途端

ﾄﾞﾝ

A｢おっふ…｣

いきなり壁ドンされました

えなんで？

なんかめっちゃ私の事じーって見てるし…

え怖い､､､

私が怯えてるのかと判断したのか

｢…悪い｣

と謝ってくれた

そう言っても離れてくれないんですね？

ランス｢…俺はランス・クラウンだ。よろしくなA｣

A｢は、はぁ､､､｣

出来ればよろしくしたくないな…

でもイケメンなんだよなぁ

ランス｢来い｣

ランスくんはそう言っていきなり私をお姫様抱っこしてきた…

お姫様抱っこ！？

いやいやなんで！？

私が慌てている間にあっという間にゴールした

え今の間に何があった？？

その後すぐに下ろしてくれたけど…

まだ近くにいるし

あとサラッと手を繋いできてるし､､､

何この人怖い､､､

ランス｢…時にA｣

A｢…ん？｣

ランス｢この世でいちばん尊いものはなんだ？｣

A｢え、いきなり哲学？｣

ランス｢いいから答えろ｣

そんなこと言われましても…

えぇ〜

A｢か、家族とか？｣

ランス｢惜しいな｣

惜しいとは…？

ランス｢この世でいちばん尊いものは

アンナと｣

アンナ？誰それ？

ランス｢Aだ｣

A｢…はい？｣

価値観は人それぞれだと思いますが…

てかなんで私が入ってんだよ！！

ランス｢これを見ろ｣

そう言ってランスくんはロケットペンダントを見せてくれた

それには同じ髪色をした女の子が映っていた

もしかして…

A｢間違ってたら申し訳ないけど…もしかして妹ちゃん？可愛いね｣

ランス｢…！！この良さをわかるとは！さすが俺のAだな｣

A｢すみませんあなたのじゃないです｣

ランス｢何を恥ずかしがることがあるんだ？｣

A｢いや事実を言ってるだけです…｣

そう言うとランスくんはいきなり抱きついてきた

A｢え、 は、ち、ちょっ！！？///｣

やばいイケメンが抱きついてきたやばい死ぬ！！！

ランス｢…お前は俺のだろ｣ﾎﾞｿｯ

ｷﾞｭｯ

なんか今めっちゃ力入れなかった？

A｢あ、あの､､､離してくれない？｣

ランス｢…｣

聞けよ！！

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

A｢あ！ほ、ほら！あっちそろそろ戻らないと！ね？｣

そう言うとしぶしぶ離してくれた

ほっ…

痛かった

4話→←2話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す