愛が重たい人たちとの学校生活【MASHLE】

28話 ページ29

こ、怖っ､､､

マッシュくん怒らせたらこんな目に遭うんだな

肝に免じておこう

シルバ｢ゲホッ…ゴホッ…
エホッ…ゲホッ…｣

マッシュ｢どう？

3回目いけそう？｣

眉ピアスの男はすごい慌てている

そりゃ2発でそんなふうになってたらね…

と思っていたら

｢シュオオオオオ｣

巨大な森サソリが出てきた

てかあれって…レイン先輩が倒した星型のサソリ！？

さすがにあれは…！

ﾊﾞﾁｨ!!

マッシュ｢今取り込み中だから。ごめん｣

な、なんて強さ…

てか今デコピンで倒さなかった？

眉ピアスの男はマッシュくんが1発で星型のサソリを倒したのを見てさらに焦りだした

マッシュ｢もうやめにしようか｣

A｢え？｣

マッシュ｢なんかかわいそうだし｣

その一言で眉ピアスの男は倒れ込んだ

まぁそりゃね…

良かったね命拾いして

A｢ドットくん立てる？｣

私は怪我しているドットくんに手を出し出した

ドット｢あ、ありがとう…｣

私はドットくんに手を貸しながらマッシュくんの方を見ると、マッシュくんはお姉さんの方を向いていた

｢グスッ…ごめんなさい。全部彼の指示なんです。
怖くて…逆らえなくて…本当にごめんなさい…最低ですよね私…｣

マジか…

ここに来て嘘泣きって…

演技力ありすぎだろ…。女優目指したらいいと思うわ。うん

ｷﾞｭｯ

マッシュ｢大丈夫｣

マッシュくんはお姉さんに抱きついた

え！？なんで？

って思ったけど

マッシュ｢僕は｣

ｶﾞｼｯ

｢え？｣

ｺﾞｯ!!

｢ブッ！！｣

マッシュ｢男女平等に扱うから｣

ドット｢(…ムチャクチャだ…コイツ)｣

どうしよう…

すごいスカッとした

なんかごめんなさい
_____________________
その後私たちは森を出た

森を出るとみんながいた

ランス｢A！お前どうした！？その顔は！？｣

A｢えへへ…ちょっと一悶着ありまして｣

ランス｢誰にやられた？俺が殺してくる｣

A｢いやいいから！！｣

慌ててランスくんを抑えていると

レモン｢マッシュくん大丈夫ですか！？すごい怪我！｣

マッシュ｢大したことないよ｣

レモンちゃんがマッシュくんの心配をしていた

ランス｢やはりあいつとやり合っていたのか…てことはこれはあいつが？任せろA｣

A｢だからいいってば！！｣

私はランスくんを落ち着かせた後、ドットくんの方に行った

A｢ドットくん…怪我ごめんなさい｣

ドット｢いや別に君のせいじゃ…｣

A｢本当にごめんなさい…。
それと…ドットくん｣

ドット｢？｣

A｢守ってくれてありがとう！すごいかっこよかったよ！！｣

ドット｢…つぁっ！！！｣

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