10話 ページ49
恵「A」
A「…恵?」
恵は静かに私を見つめて
ガシッ
A「え?」
恵「何考えてんだこのバカッ!!!」
ビクッ
思いっきり怒鳴ってきた
A「め、恵?」
恵「何勝手に
A「だ、誰も言ってないです、、、」
恵「だよな!?だったら勝手なことすんなよ!!
お前がいなくなったら…
いなくなったらどうすんだよ…」
A「…恵?」
恵「俺は…どうすればいいんだよ?
頼むから…お前
そっか
恵は津美紀さんが呪われて眠ってからずっと一人で戦ってたんだった…
だから私をそこまで心配してくれてたんだ
A「恵。ごめんね?」
そう俯いている恵に優しく言うと
恵「A。
頼むから
俺の前からお前だけは
いなくなるな」
ギュッ
恵はそう言って優しく抱きしめてきた
恵「頼むから…」
A「め、恵」
恵。肩が震えてる…
ほんとに心配してくれてたんだ
優しいな
春「Aッ!!」
ビクッ
A・恵「ッ!?」
春!?
春「…何してんだよお前ら」
恵「ッ!?///
な、なんでもねぇよ!!///」
恵は急いで私から離れた
耳が赤いのは気のせいかな…?
春「まぁいいか。A大丈夫か?なんか危ねぇ目に会ってると思ってたんだが…」
A「え、そんなことわかんの?」
春「あ?言ってなかったか?
俺は主と契約してるからお前ら主が危険な目にあったり死んだりしたら俺にもダメージがくんだよ」
A「え、うそ、、、?」
春「嘘じゃねぇよ。結構痛てぇんだぜ?心臓刺される感じ?」
A「怖い怖い怖い!!」
待ってそう簡単に死ぬなって遠回しに言ってない??
春「ま、気にすんな。あの痛みにはもう慣れたからな」
そう笑う春の笑顔は
なんだか暗く見えた
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いつかのある日
五条「んで?なんで今更出てきたの?
妖化術の自衛酒呑童子?」
春「あ゙?年代の主は毎回確認してるに決まってんだろ。
ま、大抵の主は俺の事をモノ扱いしやがるから自衛する気はねぇだけだ」
五条「ふぅん…それで?
てか縛りしてんだから主を自衛しなかったら罰があるんじゃないの?」
春「まぁな。普通に罰はあるぜ?主が死ぬ時にな。主が死ぬ、もしくは命の危機になった時に俺に痛みが伴うことになる。死ぬわけじゃねぇが死にたくなるくらいの痛みがくんだよ」
五条「…それなのになんでA以外の自衛をしなかったの?」
春「…Aは
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歌唄(プロフ) - るみさん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2月27日 14時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - いつも更新お疲れ様です!雫井彗の夢小説めっちゃ見てみたいです!!🌟 (2月27日 13時) (レス) @page50 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - るみさん» お褒めいただき光栄です!ありがとうございます (2月19日 12時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - 最高のバレンタインストーリーでした!!!特に五条先生さりげなく意味ありなプレゼントしてるところたまりません!!! (2月19日 11時) (レス) @page44 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - 釘ホームさん» めっちゃ嬉しいです!ありがとうございます! (2月18日 1時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌唄 | 作成日時:2023年12月6日 13時