171話 ページ33
A「あ、あの…?五条先生?」
五条「何?」
A「…これは一体どういう状況なんですか?」
五条「…観光」
いやだから五条先生と京都を観光しているこの状況をなんて言うの?って聞いてるんですけど!?
五条「直哉とは観光したのに僕とは嫌なの?」
と言いながらカステラを頬張る五条先生
A「いや直哉さんは友だちというかなんというか…」
とつぶやくと
A「ふぐっ!?」
五条先生がカステラを口に突っ込んできた
五条「…美味しい?」
A「…はい」
なら良かったと言って笑う五条先生。イケメンすぎない!?
五条「いいねw僕こういうところ好き」
A「五条先生って食べ歩きとかしたことあるんですね…」
と言うと「君は僕をなんだと思ってんの?」と言われた。すみません…
五条「高専時代に傑とよく任務終わりに観光してたからね♪」
あ〜めっちゃ想像できる
でもね?
今はそんな話よりも五条先生の着物姿がイケメンすぎて死にそう///
目のやり場に困る!!///
と思いながら五条先生を見ると…
A「…いない」
待って待って!?ここで私をひとりにしないで!?
と思いながら周りを見渡すと
ソッ
誰かが私の髪を触ってきた。恐る恐る振り返ると
五条「うん。いいね」
五条先生がいた。
A「え?ご、五条先生どこにいたんですか?」
五条「あの店に君に似合いそうな簪見つけたから」
とお店を指さした。
私も気になったので中に入ると可愛い髪飾りやイヤリングなどがあった。
A「か、可愛い〜!」
私がまじまじと見ていると五条先生が
五条「これとか君に似合うんじゃないの?」
と、青い風鈴のイヤリングを私の耳に当ててきた。
五条「うん、可愛い」
A「なっ!?///
あ、ありがとうございます…///」
い、イヤリングが"可愛い"って意味だよね?
ニヤけるな私!!
五条「気に入ったなら買ってあげる」
と言ってそのままレジに持って行った。
A「な、なんかすみません。ありがとうございます」
五条「君より僕の方がお金もってんだから気にしなくていいよ」
と頭を撫でてくれた。どうしよう…推しから買ってもらった…!?
え?これ夢?
一生宝物にしよう!!
_____________________
五条「(…やっぱりこの簪はAに似合ってる)」
五条先生が送った簪は、青い蛍ガラスの実が透けている、幻想的な鬼灯の簪で、小さな桔梗の花がついている。
簪を送る意味・「あなたを守ります」「一生を共にしたい」
五条「(ま、君は簪を送る意味なんて知らないんだろうけどw)」
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歌唄(プロフ) - るみさん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2月27日 14時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - いつも更新お疲れ様です!雫井彗の夢小説めっちゃ見てみたいです!!🌟 (2月27日 13時) (レス) @page50 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - るみさん» お褒めいただき光栄です!ありがとうございます (2月19日 12時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - 最高のバレンタインストーリーでした!!!特に五条先生さりげなく意味ありなプレゼントしてるところたまりません!!! (2月19日 11時) (レス) @page44 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - 釘ホームさん» めっちゃ嬉しいです!ありがとうございます! (2月18日 1時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌唄 | 作成日時:2023年12月6日 13時