推しに嫌われている件について 4【呪術廻戦】

170話 ページ32

戸を開けた人は…

五条｢見つけた｣

私服姿の五条先生だった…

え！？

A｢な、なんで五条先生がここに！？｣

直哉｢やっほー悟くん♪｣

直哉さんはなんでこの空気の中話しかけられるの！？

あきらかに五条先生怒ってんでしょ！

と思ってアワアワしていると

ｸﾞｲｯ

A｢わっ！？｣

直哉さんの上に覆いかぶさっていた私を五条先生が引っ張った。

五条先生の引っ張る力が強かったからそのまま先生の胸にダイブしてしまった…

推しの胸にダイブ！？

もう死んでもいいや…

直哉｢悟くん相変わらずせっかちさんやな…w
そない急いでAちゃんのこと離さんでもええやろw｣

五条｢黙れ｣

ﾋﾞｸｯ

いきなりの低音ボイスにめっちゃ寒気がした

でもイケボ！！

五条｢何勝手に僕の生徒を連れ回してんの？｣

直哉｢合同任務やからええやんw｣

五条｢僕は許可してないんだけど？｣

あれ？許可してくれてなかったっけ？

A｢あ、あn｢君は黙って｣す、すみません､､､｣

めっちゃ怖い､､､

直哉｢そないAちゃんに怒らんでもええやん。やめてあげえな｣

五条｢お前は入ってくんなよ｣

五条先生は深いため息を吐いたあと、私を見た。

五条｢君も何勝手に直哉に絆されてんの？

…てか何この服？制服は？｣

と、まじまじと着物を見てきた。

A｢あ、えっと任務中に川に落ちちゃいましてwそ、それでこの着物をお借りしたんです…｣

五条｢ったく…｣

A｢この着物凄い綺麗じゃないですか？五条先生の眼みたいな青色だからとっても気に入ったんですよ！｣

えへへwと笑っていると

五条｢…あっそ。直哉この着物いくら？払う。あとAの制服も返して｣

A｢えっ！？｣

これ絶対高いからやめて！？

直哉｢ええよそないなもんに金かけんでも｣

A｢直哉さん！？｣

この着物が"そないなもん"なわけないでしょ！？

直哉｢女中に制服は持ってこさせるわ。
ほなAちゃんまたおいでな〜w｣

と手を振る直哉さんを見た五条先生が

五条｢却下｣

私の代わりに返事しないで？？

五条｢帰るよA｣

五条先生は女中さんが持ってきた制服の入った紙袋を持って一緒に玄関まで向かった。
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直哉｢あーあAちゃん帰ってもうたな｣

直毘人｢なんだ帰ったのか




五条と夏油に守られておるお嬢さん｣

直哉｢…あんたにはカンケーないやろ｣

直毘人｢まさかあんな世間知らずの子だとはなw｣

３級術師神代Aに手を出すと、特級術師五条悟、夏油傑が出てくる、という話は呪術界で有名である。

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