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168話 ページ30

A「え、えっと…?」

直哉「ここに嫁いだもんは優秀な子ども産むんが仕事やからな…」

A「…そうでしたね」

直哉「あんたはそのアホ面で生きとんのがおもろいからなw」

A「ほんとに失礼!!」

ちょっと心配してくれたとかおもったじゃん!!

なんて思ってたら

トントン

直哉「誰や」

誰かが来た

「失礼いたします直哉様。上の方がお呼びです」

直哉「チッ!めんどいな…Aちゃん。ちょっとここでおとなしゅう待っとってな」

と、私の頭を撫でて部屋を出た

ちょっと待って?

私何しとけばいいの??

知らない家でひとりぼっち!?

何をすればいいか分からす座っていると

ギシ、ギシ

廊下を歩く音が聞こえた。

静かだから余計に音が響いている。

誰か来た…でも誰!?

身構えながら戸を見ると…

「…なんだ来客か?」

A「…え?」

お酒を片手に歩いてきたおじいちゃんは私の顔をまじまじと見て

「直哉のやつ。まさか女を連れてくるとはな…」

と、呟いた。

誰だっけ?

えっと…禪院家の人でしょ?

「隅におけんなw」

思い出した!!

禪院家の当主!禪院直毘人だ!

え、なんで当主様がここに!?

A「あ、あの、、、!」

直毘人「お嬢さん暇かい?」

A「え?ま、まぁ…」

直毘人「ならこの老いぼれの話相手をしてくれないか?」

A「え、ま、まぁいいですけど」

直毘人「なら行こうか。こっちだ」

と、部屋まで案内してくれた。

あ、自己紹介まだだったな

A「あ、あの、、、」

直毘人「ん?」

A「挨拶が遅れてしまいすみません。私は東京都立呪術高等専門学校1年の神代Aです」

直毘人「…知っているが?」

A「え?」

なんで知ってるの?

直毘人「君は有名だからなw」

と笑いながら歩く直毘人さんを見て…

【御三家はみんな上と繋がっとーからあんたのこと知ってんで】

と直哉さんが言っていたことを思い出した。
_____________________
部屋に入るとまたすぐにお酒を飲み始めた直毘人さん

確か公式では飲み癖があるって言ってたような…

直毘人「この老いぼれに注いでくれるか?」

A「それは全然いいですよ?」

とお酒を注ぐ。

A「そういえば…どうして急に私に話しかけてきたんですか?何か用でもあったんですか?」

直毘人「いや、直哉が連れてきた客が気になったからなw

それに…上に目をつけられている子がいると聞いて見てみたくなってな。どんな恐ろしいやつかと思えば…世間知らずのお嬢さんだったがなw」

A「あ、あはは…」

まさにこの親にしてこの子ありだな、と思ったことは黙っておこう…

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歌唄(プロフ) - るみさん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2月27日 14時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - いつも更新お疲れ様です!雫井彗の夢小説めっちゃ見てみたいです!!🌟 (2月27日 13時) (レス) @page50 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - るみさん» お褒めいただき光栄です!ありがとうございます (2月19日 12時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - 最高のバレンタインストーリーでした!!!特に五条先生さりげなく意味ありなプレゼントしてるところたまりません!!! (2月19日 11時) (レス) @page44 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - 釘ホームさん» めっちゃ嬉しいです!ありがとうございます! (2月18日 1時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:歌唄 | 作成日時:2023年12月6日 13時

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