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165話 ページ27

A「え、え?な、何してるんですか!?」

直哉「あ?!自分が泳げへんゆーから助けってやってんやろ?」

いやまじで!?

あんなに位の高い禪院家の人やのに!?

私のためにこんな川に落ちてくれたの?

なんか…

ちょっと想像と違う

直哉「ほら、はよ俺に捕まり」

そう言って私の腕を強く引っ張ってそのまま腰を抱き寄せてきた。

A「あ、ありがとうございます、、、」

そのまま直哉さんは私をしっかり抱えて川からあがり、地面に下ろしてくれた。

直哉「最悪やわ〜めっちゃ濡れたやん」

と、自分の着物をしぼる直哉さん

A「ほ、ほんとにごめんなさい、、、」

直哉「あ?んな事どうでもええわ。チッ!しゃーないな」

プルル…プルル…

直哉「あ?もしもし?車1台ここによこして。はよしろよ」

ブチッ

ツーツーツー

言いたいことだけ切った。

相手の人可哀想…

A「ヘックシュ!」

あ〜、やば。寒いかも

めっちゃクシャミしちゃった

直哉「…きったないな自分。ホンマに女かいな?」

A「ズビッ…失礼すぎる」

ブルッ

やっば

寒気してきた

直哉「…」

グイッ

A「わっ!?」

いきなり直哉さんが腕を引っ張ってきたせいで、

私はそのまま直哉さんにぶつかってしまった。

A「ったぁ、、、何するんですか!?」

てか硬い…

直哉「…ひっついとったら…まだマシやろ」

と、肩を抱いてきた

…もしかして私が寒がってるのを頑張って助けようとしてくれている?

なんか…

ほんとに優しいな

原作とのイメージが違いすぎて私逆に風邪ひきそう!!

なんて思ってたら

キキーッ

車がやってきた

こ、これって…黒塗りのベンツじゃん!!

車にも疎い私でもわかる…!絶対これ高い!!

直哉「おっそいなぁ」

「申し訳ありません直哉様。…って直哉様どうされましたか!?なぜこのようなお姿に…!?

ま、まさかそこの女が…!?」

迎えに来たのであろう女性が私の方を向いて手を振りかざしてきた…

と思ったら

パシッ

直哉「自分…誰に手ぇ出そうとしてんの?

こいついじめてええんは俺だけやねんけど?」

「も、申し訳ありません!!直哉様をこのようなお姿にしたと思い…いてもたっても居られず…」

直哉「俺が自分から落ちただけや。こいつは道ずれになっただけや。んな事どうでもええからはよしてくれへん?」

「さ、左様ですか…ではどうぞ。お乗り下さい」

私は直哉さんと一緒に車に乗せられた。

私これからどうなるの!?

てかどこに行くの!?

166話 禪院家→←164話



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歌唄(プロフ) - るみさん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2月27日 14時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - いつも更新お疲れ様です!雫井彗の夢小説めっちゃ見てみたいです!!🌟 (2月27日 13時) (レス) @page50 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - るみさん» お褒めいただき光栄です!ありがとうございます (2月19日 12時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - 最高のバレンタインストーリーでした!!!特に五条先生さりげなく意味ありなプレゼントしてるところたまりません!!! (2月19日 11時) (レス) @page44 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - 釘ホームさん» めっちゃ嬉しいです!ありがとうございます! (2月18日 1時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:歌唄 | 作成日時:2023年12月6日 13時

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