163話 直哉さんとの観光 ページ25
おはようございますAです
前みたいに恵に怒られたくないので事前に直哉さんと任務に行く話を終わらせて、直哉さんとの待ち合わせ場所にいます
帰りたい…
直哉「お、Aちゃーんこっちやで」
A「どうも…」
直哉「おひさ〜」
直哉さん京都で待ち合わせすればいいのになんで東京に来るんだろう…
暇なのかな?
直哉「聞こえとーでAちゃん?
ほんで?誰が暇人やって?」
A「なんでもないです!!」
そのまま任務に行く…
はずだった
A「これは一体どういう状況ですか…?」
私はなぜか直哉さんが選んだ着物の着付けをしてもらっている
深い緑に赤や黄色の花の柄
高そう…
さらにお店の人がおまけで髪の毛をミディアムヘアにしてくれた。
お優しい…!
直哉「ん?俺と歩くんやったらこっちの方が目立たんやろ?
ふーん…馬子にも衣装ってやつやなw」
どついてよろしいですか??
グイ
直哉「ほな行こか」
へ?
A「行くってどこへ?」
直哉「ん?せっかく京都来たんやから観光せんとな!嵐山いこか!ええもん売ってんねんで!」
と、目をキラキラさせている直哉さん
直哉さんが行きたいだけなのでは…?
という言葉はさすがに飲み込んだ
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直哉「ほらはよ行くでAちゃん!」
A「ち、ちょっと待ってください!」
下駄って歩きづらいんですけど!?
直哉さんは美味しそうな店を見るとすぐに入ろうとする
でも小さい店や屋台には入ろうとせずじっと見るだけだ。
さすがに屋台が多く並んでいるのと、たくさんの人たちが食べ歩きしてるのが気になったのか
直哉「なんやこの店。しかもあいつら食べながら歩いとーやん。行儀悪いな〜」
と言ってきた。
A「…何ってあの店ですか?屋台ですよ?それにこういうとこでは食べ歩きするもんですよ?」
もしかして知らないの…?
直哉「屋台?こんなん店とか言えんやろ。しかも食べ歩き言うてるけど行儀悪いだけやん」
A「…そうですか?屋台の食べ物って結構美味しいんですよ。あ、すいません。みたらし団子2つください」
あいよー、と言ってお店の人は作ってくれた
A「直哉さん。はいどうぞ」
直哉さんに渡すと椅子を探し出した
A「んー!美味しい」
私が立ちながら食べるのを見て諦めたのか
直哉「チッ!しゃーない。庶民に合わせてやんのも俺の仕事か」
とぶつぶつ言いながら団子を食べた直哉さん
直哉「…!」
A「どうです?美味しいですか?」
直哉「っ!!ま、まぁまぁやな」
と言いながら美味しそうに食べる直哉さん
素直じゃないんだから♪
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歌唄(プロフ) - るみさん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2月27日 14時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - いつも更新お疲れ様です!雫井彗の夢小説めっちゃ見てみたいです!!🌟 (2月27日 13時) (レス) @page50 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - るみさん» お褒めいただき光栄です!ありがとうございます (2月19日 12時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - 最高のバレンタインストーリーでした!!!特に五条先生さりげなく意味ありなプレゼントしてるところたまりません!!! (2月19日 11時) (レス) @page44 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - 釘ホームさん» めっちゃ嬉しいです!ありがとうございます! (2月18日 1時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌唄 | 作成日時:2023年12月6日 13時