episode 03. ページ3
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『あー、やっぱ歩くのは疲れるわ』
第二渋谷高校に着き、ベンチで休みをとる
すると
ドンッ
爆発音と共にサイレンが鳴り響く
《緊急警報 緊急警報
全生徒及び職員にお知らせします
隣接の生体実験施設から吸血鬼が一匹
逃げ出しました》
『なっ...!!!吸血鬼!?』
なんで...ここは絶対安全のはず...
いや今はそんなことを考えてる暇じゃない
『早く殺しに行かなきゃ!!!』
騒ぐ生徒達の横をすり抜けて奥へと進む
しかし吸血鬼は探しててもなかなか見つからず
階段を登りかけた時
ドンドンドンッドンッ
上の階からの銃声
...誰かが戦ってるのか...？
.
「あ...!!百夜くん!!」
男の子の声が聞こえた後
ガシャン
ガラスの割る音がした
慌てて教室に入る
「ひゃ、百夜く、ん、が」
『チッ、吸血鬼め』
一般市民を窓から落としやがって
『そこの君、もう私が来たから大丈夫。安心して』
そう語りかけ、窓から飛び降りる
今日は２回も窓から飛び降りたなあ
後ろから心配する声が聞こえてきたけど、少年私は大丈夫だから逃げてくれ
「月鬼ノ組が来る前に...」
ドッ
心臓を貫く
『やあ、呼んだ？』
「おのれ...!! く...くそ...傷が回復しない...
鬼呪のかかった武器か...」
『あーもーうるさい、死ねヴァンパイア』
ドシュウウゥゥ
灰になって消えていく吸血鬼
『ふう...』
足元にも及ばなかったなあの吸血鬼
私が剣をしまうと新人くん突っかかってきた
「お前!!!邪魔すんじゃねぇよ!!!もうちょいで殺せたんだ」
『馬鹿なのか？一般兵器で吸血鬼狩れるわけないだろ』
「あ!?馬鹿とはなんだ!!!」
『お前のことだけど？』
二人の間にバチバチと火花が散る
「あー？せっかく来たのに吸血鬼いねぇじゃん」
ゲ、あの声は...
『じゃあな、新人くん。また会おう』
「はあ!?!?おまどこいく気だよ!!!」
うるせぇ!!声をだすな!!気づかれたら殺されるじゃすまねぇんだよ!!
そんな私の努力は惜しくも
「っと、お前どこへ行く気だ逃がさねぇよ」
『首掴む...な!!!くるし!!!』
後ろから首を掴まれる(というか絞められる)
そっちがその気なら...暴れてやろう
ジタバタもがく
そしたら、グレンはイラッとしたのか
「お前うぜぇ。少し黙れ」
『ガッ...ハ...』
思っきり首を締められ私の意識は遠のいた__
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えんつ - 面白いです！！心臓潰れちゃいますね!！ (2016年4月3日 3時) (
レス) id: 3ad50080fc (このIDを非表示/違反報告)
のえる(プロフ) - 面白いです！更新、頑張ってください！ (2016年2月19日 22時) (携帯から) (レス) id: 66e212e9ef (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹きゅうり(プロフ) - まりーさん» 返信遅くなってすみません(-.-;)わかりました！書かせていただきます！ (2016年2月1日 16時) (レス) id: aaf3716caf (このIDを非表示/違反報告)
まりー - しつもんです！どんなシチュエーションで告白したんですか？ (2015年12月15日 18時) (レス) id: 017513c4e7 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹きゅうり(プロフ) - 神無月雪李さん» ありがとうございます！がんばります！ (2015年12月5日 21時) (レス) id: aaf3716caf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾鷹きゅうり | 作成日時：2015年11月28日 1時
