けんかっぷる 【一瀬グレン】

episode 02. ページ2

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『終わらない...あの馬鹿野郎...サボリって...ちゃんと吸血鬼は殲滅してたし...』



ブツブツ文句を言いながら自室に戻り机に向かう








だめだ...



机に向かうことが苦手な私はすぐに集中力が切れて近くにあった小説をパラパラとめくる

しかし、それもすぐに飽き



『うーーん...つまんない。外でーよっと』



すぐ戻ればグレンや深夜にもバレないでしょ

バレたら殺されるけどね





廊下に出れば捕まりそうなのでここから飛び降りることにした



二階だし、どうってことないよね(馬鹿)

飛び降りようと窓を開け踏み出したらドアが開いて



「おい、誰が逃げていいつった」

「Aちゃーん、逃げちゃダメでしょ」





一番会いたくない二人に会ってしまった...

だ け ど





『もう遅いわ!!!じゃーねー!!!』



べーっと舌を出して飛び降りる


上からあの馬鹿!!!とかいろいろ怒鳴り声聞こえたけど全部無視してやった






『っと、怒られるかなー、まあいいやシノアにでも会いにこーとっ』

無事着地した私はパンパンとスカートの裾を払う




シノアに会うのは久しぶりでとても楽しみになってきた

楽しみに胸を膨らませて第二渋谷高校へ足を進めていった







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二階の窓から飛び降りるところは気にしたら負けですよ

この小説を書くにあたっていろいろ見ときたい部分もあったのでアニメ見返してきました！
深夜とグレンかっこ良すぎですよね

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