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過去の話 ページ8

る「A、ずっと言いたかったんだけど」

るぅとは私に真剣な表情でこう言った

る「Aが莉犬のことを好きなままでいいから
振り向かせるから
僕と付き合ってください」

その時私は、莉犬くんが好きだった

だけどるぅとに告白される前日に
私は莉犬に振られた
貴「ねぇねぇ莉犬!莉犬好きな人いる?」
り「え?いるよ」
莉犬は照れた表情で言った
貴「え?どんな子?」
莉犬は真剣な表情で
り「優しくて、可愛くて、俺の理想の子!」
その時私は思った
ああ、私はその子に叶わないや
莉犬に好きな子がいるっていうのは何となくわかっていた
もしかしたら私も頑張れば莉犬の好きな子になれると思った
だけどそんな完璧な子に私なんかがなれないと思った

莉犬に振られた次の日にるぅとに告白された
私はやけくそでいいよと言ってしまった

その時るぅとはとっても嬉しそうな顔で喜んでくれた
ちょっと胸が痛くなった

それからるぅとは私を振り向かせるために色々なことをしてくれた
いっぱいデートに行って、
いっぱい遊んで、楽しかった








だんだん私は、るぅとのことを好きになった
だから今度は私から告白しようと思った


告白する前日
貴「莉犬!手伝って!」
り「びっくりした
何を手伝えばいいの?」
貴「私、明日るぅとに告白しようと思って、それでどうすればいいかわかんないから
男の人の気持ちが知りたい!」
り「告白?2人は付き合ってるんじゃないの?」
貴「付き合ってるよ」
り「え?」
貴「あの時は私に別の好きな人がいて、それでもいいから付き合って欲しいって言われて、付き合ったんだけど
今はちゃんとるぅとが好きだから
今度は私から告白したい!」
り「いいよ
どんなことをするの?」
貴「えっとね
るぅとに手紙を書く!」
り「じゃあデートを優が誘ってその時に渡せば?」
貴「そうしよ!
莉犬に相談してよかった
でも手紙ってどんなこと書けばいいの?
どんな服で行けばいい?」
り「じゃあこれから2人で洋服買いに行こ!」
貴「うん!」
私達は急いで準備して、ショッピングモールに行った
洋服買ったり、莉犬が欲しがっていた漫画を買った

り「じゃあもう帰ろうか」
貴「うん!ありがとね」
り「明日成功するといいね」
貴「うん!」

莉犬との帰り道
男の子「あ、ボールが」
男の子がボールを取ろうと車の前に飛び出した
貴「危ない!」
り「え、A?」









り「A!A!起きて!
救急車呼ばなきゃ」

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設定タグ:すとぷり , るぅとくん , 莉犬くん   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2019年1月10日 17時

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