相良くんとかわいいものにかこまれたい！よん【今日俺】

いっぱいの好き、伝われ！ ページ2

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「好きだよゲーム…！」


京子ちゃんから素敵な遊びを教えてもらった！
「好き」って言い合って、照れた方が負けという遊び…！

京子ちゃんは伊藤さんとやったらしいのだけど、たくさん「好き」と言ってもらえて最高だったとの事。
まぁ、どいう状況かは想像がつくね。

私も相良くんにたくさん「好き」って言ってほしい！


「俺、結構言ってる気がするんだが？」

「そうだね！いつもありがとう！何だろう、相良くんからもっといっぱい『好き』がほしいなって…！」

「『好きがほしい』って、可愛いレベルがカンストしてるじゃん。既に俺が照れそう」


わぁ…！
意識しちゃうほど、恥ずかしくなってくるうう…！
普段の話の流れなら「好き」って言えるのに、言うぞ！ってなると、こんなに緊張するとは…！


「さ、相良くん…、好きです」

「んん"っ」

「相良くん今照れた、」

「照れてないもう一回」

「そ、そう…？好き、好きよ、相良くん」

「もう一回」

「アッシュカラーの髪も、鋭い目付きもかっこよくて好き」

「もう一回…」

「開久さんの中でもとても強い相良くんが好き」

「も、もう一回…！」


照れてるの我慢してる相良くんが面白くて、何だか楽しくなってきた。
京子ちゃんたちといるからか、それとも私にもSっ気があったのか。

やめてあげようっていう私と、ギブアップしない相良くんが悪いのよという私がいる。


「たまに意地悪に笑うところが好き」

「！」

「喧嘩のお話になると、とても楽しそうになる所が可愛くて好き」

「ん"、Aちゃん、あの、」

「私しか知らない、甘えてくる相良くんが好き。首もとに頭ぐりぐりしてくるの可愛いよ」

「ぶわっ…！いや、そこはいいだろ、やめろ…！」

「いつでも、どんな時でも私を守ってくれて、気遣ってくれる所が、とても好き」

「……ッ、…どーも…」

「私が泣いてるとき、一生懸命あやしてくれる所が好き」

「…まぁ、笑ってて欲しいからな…」

「私と、まめの助が好きな相良くんが、とーっても好きよ！！」

「Aちゃん、ストップ…」


相良くんが自分の口元を手で隠しながら、もう片方の手で私の手を塞いだ。
うつむいている様子から相当照れていると思われる。


「ふふっ。相良くん可愛い」

「…やってくれたなァ、Aちゃん…」

「え」


低い声に、とてつもなく嫌な予感がした…。

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