相良くんとかわいいものにかこまれたい！２【今日俺】

おやすみ、また明日 ページ6

「相良くんのお陰で明日はきっと元気になってるよ。ありがとう」

「どういたしまして。Aちゃんが元気なのが一番だわ。あ、ご両親には謝っておいてくれたら有難い…」

「大丈夫だよ。相良くん優しいってずっと話してるから」

「俺の事、親御さんに話してんの…。今度はちゃんと挨拶すっから…」

「楽しみだなぁ。うー…。相良くんともっと話してたいのに…。ねむくなってきたの」

「明日頑張って早起きして迎えに来るし、帰りも迎えに行くから。だからもう寝ちまえよ。んで、早く明日になって、いっぱい話そーぜ」

「そうだね…、分かった。おやすみ、相良くん…」

「おやすみ、Aちゃん」


まめの助と一緒に布団を掛けてもらったら、気持ちよくてすぐに眠れた。
「早く元気になれよ」という言葉が聞こえた。




夕方ごろ、一度目が覚めた。
お母さんが入ってきたのか、氷枕が増えていた。

やっぱり相良くんはいないか…と、少し残念に思っていると、テーブルに私が元々持っていたまめの助ぬいぐるみが座っていた。
一枚の紙を持って。


『Aちゃんへ。

相良くんは帰ってしまったので
ぼくが変わりに見守ってます。
お大事に。

まめの助』


漢字が違うよ、というツッコミが出てこないぐらい、相良くんの高い彼氏力に悶えた。
これを天然でやってるんだから凄いよね……罪だよ…。

しばらくの間は、相良くんの少し荒い字をずっと眺めて嬉しさを噛みしめた。

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ほのか様
リクエストいただきましてありがとうございました！(*´˘`*)
相良くんが看病してくれると考えたら、
『不器用ながらに頑張ってくれる相良くん』か、『スパダリな相良くん』どっちにしよううう！と悩みました(笑)
でも私はスパダリな相良くんに甘えたかったのでこうなってしまいました。
「こんなの違う」と感じてしまいましたらすみません…。

ご希望に沿えることができたかは分かりませんが、ありがとうございました！
書いてて楽しかったです！
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

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