許さんぞ！ ページ49
「いってーな。どこ見て歩いてんだガキ」
「ご、ごめんなさ……」
「謝って済むなら警察はいらねーんだよ！！」
「すみません、うちの子が…！」
「足が痛いんだけど、どうしてくれんの？？」
下品な笑い声が響いた。
これには京子ちゃんも明美ちゃんも黙っていられなかったらしく、すぐに前へ出た。
私も許せず、小さい女の子へ走った。
「お前らウチの学校で勝手してんじゃねーぞ」
「お、何？可愛いうさぎのお姉さんがいるじゃん」
「そっちは猫さんかな？マブいね〜」
「黙ってたら調子乗りやがって。出ていきな」
私は今にも泣きそうな女の子にケガが無いか確認する。
幸いにも何も無かったようで安心した。
「大丈夫？泣かなかったの、えらいね」
「でも、わたし…」
「あなたは何も悪くないよ。頑張ったご褒美に、いちご味のアメちゃんあげるね〜！」
「いいの！？ありがとう、おいぬのおねーちゃん！」
「ありがとうございます…！」
「いえ。あ、ご迷惑をお掛けしましたので、お金は結構ですから」
「おい！！！誰が迷惑だコラ！！」
私の言い方が癪に触ったのか、怒鳴る男の子たち。
これ以上女の子を怖がらせないために、後ろに隠した。
「自覚があるんですね。小さい子にあんな態度とって、恥ずかしくないんですか？」
「は？テメェこの女。犬は犬らしく人間様に尻尾ふってろや」
「お手してみ、お手〜」
すぐに言い返そうとしたが、男の子たちの後ろに立つ人たちを見てその必要は無いなと黙った。
「ウケる。黙っちゃって怖くなったのか、」
「人間と犬の見分けも付かんくなったのか。脳ミソ入ってんのかオイ。その頭は飾りですか？？」
「京ちゃんに絡んでただで済むと思うなよ」
「女の子や小さい子に当たって、情けなくないの！？」
私服でも髪型で誰なのか分かったようで、「軟高の三橋と伊藤…」と小さな声で呟いた。
そしてその後ろから登場した人物が見えると、腰を抜かして座り込んでしまった。
「周りの一般の人達に迷惑掛けてんじゃねーよ」
「何つったっけ？"お手しろ"？誰の女に向かってデケェ口叩いてんだ。こういう所でしか粋れねぇ底辺がよ！！」
男の子2人の頭に手を置いて、そのまま床へ叩きつけた。
はわわ、ツッパリの相良くんだ。
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美紅 - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡ これが狂犬相良様のここの台詞 「ま、後で聞いてやるよ。それよりクソ女、誰の女に手出した分かってんのか」 これ正しくは誰の女に手出したのかではないんでしょうか？ (2021年7月12日 1時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
美紅 - また続けてのコメントですみません。 これ正しくはお茶会が邪魔されないようにではないんでしょうか？ (2021年7月12日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
美紅 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡ 女子会です!のここの台詞 「わぁ〜〜〜！京ちゃんは、イチゴのケーキが似合うね！じゃあ僕は、京ちゃんたちのお茶会が邪魔されないのうに見守りますっ」 (2021年7月12日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
美紅 - こんばんは(*^^*) 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡ 物語の各題名彼女が魔法使いかもしれない これ正しくは彼女は魔法使いかもしれないではないんでしょうか？ (2021年7月12日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
美紅 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが...。 早起きはなんとやらのここの部分 しらっと帰ろうとするウチの生徒2人を捕まえる。 これ正しくはしれっとではないんでしょうか？ (2021年7月10日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏仁豆腐 | 作成日時：2020年9月6日 23時
