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すると1人の男の子の手を引き帰ってきた。

「大我」

「この子が大我くん?」

「うん」

「こんにちは」

「こんに、、ちは?」

樹くんとは違うタイプというか明るくてかわいい男の子

大「樹、誰?」

樹「俺らの、、お父さんになる人」

大「えっ?」

樹「、、、嫌、だ?」

大「ううん、嬉しいよ」

と言い樹くんの頭を撫ぜていた。

大我くんは樹くんよりだいぶ大人びていたが
実際年齢は2つしかかわらないらしい。
樹くんが懐いているのがすごくわかった。

「2人ともほんとに俺でいい?」

「うん」「はい」

手続きとか色々な準備で引き取るのは1週間後になる。

「また来るね」

「うん」

俺は距離を縮めるために1週間毎日通い続けた。

だんだん壁はなくなっていき5日目には自分たちから寄ってきてくれるようになった。

施設の人に2人がここに居る理由を聞いた。
樹くんは体罰を受け続け親は捕まっていた。
なんとなく態度とかで検討はついていた。

大我くんはお父さんの会社が倒産しお父さんが家族を巻き込んで心中をしようとしたところ大我くん1人生き残ったらしい。

想像以上の過去だった。

樹くんの場合は気持ちとか全面的に出してくれて子供っぽいくてわかりやすいが
大我くんは真逆だ。

自分の気持ちを出さないようにしてるんだろうな


1週間後約束していた10時になり迎えに行くと2人が待っていた。荷物はほぼなかった。

「行こっか」

「、、、」「うん」

「俺のこと北斗って呼んで?」

「うん」

とりあえず家に帰った。

北「ここが今日から君たちの家だよ」

大「うわぁ広い」

北「気に入った?」

大「うん!」

そこまで広くもない部屋だが喜んでくれてよかった。

北「2人の部屋は一緒がいい?」

大「俺はどっちでも、、いいよ、」

樹「一緒が、、、いい。」

北「わかった
じぁ、ここ使って〜」

大「ありがとう」

北「お昼ご飯の準備するからちょっとすきなこ
としててね」

大「はーい」

ご飯の準備が出来て部屋に行くと2人とも寝てしまっていた。

たぶん緊張して疲れちゃったんだろうなと思いしばらく寝かせることにした。

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w(プロフ) - はじめまして。リクエストお願いします!2人の初めての予防接種で出来たら2人が注射を嫌がり逃げ出す話をお願いします。これからも頑張ってください!更新楽しみにしてます😊 (2022年4月13日 1時) (レス) id: 664ceba53b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nana* | 作成日時:2022年4月12日 20時

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