巨人を駆逐している少女が今度は鬼を駆逐する？！【鬼滅の刃】【進撃の巨人】【逆ハー】

鬼Only 3 ページ4

your side

何故…？頭部まで切れる？？
待ってもしかしたら…


.


.


巨人のように再生するかもしれない
そしたらあの少年の命を救うことができない！

振り向くと
さっきまでいた生き物の形さへ残ってはいなかった

今私が感じているものは


.


.


首筋に当たっておる冷たいもの

後ろに目線を向けると
死んだような紺碧の瞳
半々に外套が分かれている服

そんな男性に私は刃物を向けられている
ひんやりとした感じーーー
なんかこんな事…前にもあった気がする

『…なんですか？』

その男性は無言にまま私も見つめている
無言のまま見つめられても…相当以上に


.


.


対応に困るのだが…

？「…お前は鬼殺隊か？」

またキサツタイという単語が出て来た
何なんだろうか…それは
この不気味な生物を倒していく連中のことなのか？
そんな組織があるなんて…

しかも巨人を専門にしていない

私達、調査兵団は基本的に…いや
ほぼ巨人を相手にして闘ってきたが…
この生物はどう考えても…
巨人より小すぎる

『…この変な生き物は一体何？
見るからに巨人よりはひ弱い感じがしたけど…』

巨人は頸を切らないと死なない
これは首ごと落とさないといけない

これが大きく違う事で自分の脳内は混乱していた

？「…知らないで倒したのか？」

一瞬目が見開いた後すぐに元に戻った
つまりはこの不思議な世界では
この事は常識なのかもしれないな

こんな事で話しても今はーーーーーーーーー

この山に響き渡りつつある悲鳴や悲痛な声を
救いたい
この世界の事情も知っていたほうがいいかもしれない
でも


.


.



私はそれを優先しているうちに死んでしまった人
を考えたくない

多くの命を救いたい

人類が前に進むためには多大なる代償が必要だ
それと同じく命を大切にすること

それも大事で、重要な事ーーー

『…もっと詳しく聞きたいけど
私はもっと重要なことがあるから…ごめんなさい』

と高いところに向かってアンカーを刺して
素早く移動した
そして出来るだけ距離を取った


.


.


なんか後ろから大きな声で何か言っている声が聞こえた
そんなことを無視して突き進んだ

多くの命を救うために

私は調査兵団の一員だ
どんな時でも…どんな状況でも…それは変わらないから


.


.


なんだ…？このとてつもない殺気を感じた
これは…なんだろうか
と真下を見ると少年と累が闘っていた

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