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your side



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あの目隠し人間がひとまずどっかの用事のために離席した

虎杖に関してはずっといい映画ないかなーとか言いながら

映画の本?みたいなのをあさり始めている




『この空間に私にばれるまでずっといたのか?』


虎杖「うん、お!これなんかいいじゃね??」







『一人でさみしくないのか?

この部屋の中に閉じこもって

仲間もいない此の空間…』






虎杖「んー…確かに寂しいって気持ちあるけど…



みんなと会えるじゃん?



だから寂しくない!」












“つばさがいるから、私は大丈夫! 寂しくなんてないよ!”










ああ、、、虎杖はあの子に似てる

その純粋無垢な笑み

何もその裏には一切の感情がない

ただあるのは“嬉しい”とかの

喜怒哀楽の中の喜と楽の気持ち

私が持ったことがない感情








絶対訪れることがない感情






それを持ち合わせているんだな…人間は






『そうか…』






虎杖「なんでそんな質問したんだ?」





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作者名:陰陽者★ | 作成日時:2023年10月28日 23時

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