12 tears ページ12
先生「お疲れ。月一でやってもらうからな」
「はい…」
マジか…。
あんなの月一でやってたらメンタルやられるわ。
てゆうか私たちより先生がやる仕事じゃないのあれって。
友達「名前放課後のやつお疲れさま。
圭斗来なくて一人でやったんでしょ？」
「うん、大変だったよ」
和也と二人きりだったなんて言えない。
友達「あぁ、ダメか〜。名前は嘘つくような子じゃないと思ってたのにな」
「え、なんのこと？」
友達「和也に手伝ってもらってたんでしょ」
なんで、、。
友達は分かってて聞いてきたの。
試されてたってことか…。
友達「なんで隠そうとするの。
名前は和也ことが好きなんでしょ？」
「私は別に好きな人なんか…」
友達「私彼氏いるし、和也のこと狙ってなんかないよ？
私に遠慮してるなら申し訳ないっていうか、、」
今まで友達が和也こと好きだと思ってたから驚いた。
「ホントに？」
友達「うん。私は野球部よりサッカー部派だからね」
確かに最近サッカー部の男子と仲良く話してる気がする。
でも、同じくらい和也とも仲良い。
「でも、私は別に和也のこと好きじゃないよ」
もし私が和也のことが好きでも付き合えるなんて思ってないし、そこまでは望まない。
友達「自分で気づいてないだけで、私には丸わかりだよ笑。すぐ目で追ってるじゃん」
「え、そう？」
友達「うん。名前が恋してるってうれしくなったよ笑」
私って普段どんなやつなんだよ笑。
まぁ友達とはまた無難に過ごせていけるかな。
友達「あ、明日にでもアタックしてみれば？」
「もし好きな人が出来ても、見てるだけで充分なの」
友達「もったいないね」
それは相手が相手だから。
もうこの話を早く辞めたいぐらい、恋バナなのに息が苦しくなった。
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作者名：あ お い ち ゃ ん こ | 作成日時：2019年2月25日 23時
