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1 tears ページ1
「名前、おはようっ！」
「おはようっ」
朝は笑顔でおはようと言って始まる。
気を遣うことしかやることのない学校は毎日憂鬱で、気を許せる人なんて誰もいない。
「名前さー、今日の放課後どっか食べに行かない？」
「いいねぇ。おすすめの所あるんだ〜」
辛いことなんて笑ってればなんとかなるっていう考えで生きてきた。
先生「今日からこのクラスに新しい仲間が来ます」
平凡な毎日は簡単に壊された。
和「どうも、東京から来ました。
二宮和也です。よろしくお願いします」
目が合った気がしたけど、直ぐに窓の外を見る。
ああいう人と関わった日には化けの皮が剥がされそうだから、近づかないようにしよう。
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作者名：あ お い ち ゃ ん こ | 作成日時：2019年2月25日 23時
