【名探偵コナン】公安警察がストーカー被害にあっています。【降谷零/安室透】 (ページ9)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:74,809 hit

Memories．７ページ9

────血溜まりの上で友達が倒れている。

『ねぇ……みんな、おきてよ…

どうして……動かないの？』

激しく心臓が動き、呼吸が上がっている

無意識に声と手が震えている

｢……A｣

その時、優しく名前を呼ばれ

抱きしめられた

｢────────────｣

・

・

・

ジリリリリリンッ！！

『…………はッ…っ！！』

またこの夢……

俺はうるさく鳴り響く

スマホのアラームを無意識で止めた

『………………っ！？』

だが、俺は何かを思い出し

飛び起きて、急いでスマホを確認した

10時21分……ヤバい、遅刻……

『あ、今日非番じゃん……』

俺は脱力し、またベットに倒れ込んだ

『はぁ……焦った…

お陰様で目が覚めた……

腹減った、ポアロにでも行くか……』

俺はそう言うと

ベットから立ち上がり支度を始めた。

────────────

梓｢あら、Aくん！いらっしゃいませ！｣

ポアロに来ると、明るく梓さんが迎えてくれた。

ちなみに、今はいつもの根暗じゃなくて

ここは喫茶店なのでまともな格好をしている。

髪色は茶色で瞳は黒のカラコンに眼鏡をかけている

ナチュラル的な感じ……

そして、今はA A ではなくて

如月(きさらぎ) A

なんか気分的に……偽名使おうかなと…

でも、ここは落ち着くなぁ……と

安心した時……

？｢いらっしゃいませ！｣

『……っ！？！？』

…………おい、

おいおい……マジかよ……

…………なんで、降谷さんがここに！？

俺はカウンター席に座ると梓さんに聞いてみた

『……梓さん、あの人…』

梓｢ん？…あぁ！Aくんは今日が初めてかな？

彼は安室さんよ！

上に住んでいる毛利小五郎のお弟子さんで、
私立探偵をしながらここでアルバイトしているのよ！｣

『…………へぇ』

頑張るねぇ……

ただでさえも、公安が忙しいのに

私立探偵とアルバイトをするなんて……

体力すごいな…やっぱりゴリラなんじゃ…

ちらっと降谷さんを見ると

目がバッチリと合った。

やべっ…