【名探偵コナン】公安警察がストーカー被害にあっています。【降谷零/安室透】 (ページ7)

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Memories．５ページ7

『俺が現場にですか……？』

やっときたか……

2ヶ月…いや、2ヶ月半待った

やっと、パソコンから離れることができた

降｢人手が足りないようだ…今から向かうぞ｣

『……分かりました』

俺は嬉しさを噛み締めながらそう返事をした

────────

現場までは降谷さんの車で向かうことになった。

俺は現場のことを全く聞かされていないから分からないが…

降谷さんがかなり急いでいることから見て

今現場がいい方向に向かっていないことは確かだ

降｢A……今日が現場に行くのが初めてだよな｣

『はい、そうですが』

降｢……やっぱり、そうだよな。
今回の事件の犯人は銀行から金を盗み逃走、
そこから追い詰められた犯人は、
刃物を取り出し通行人を次々と無差別に切りつけながら逃走中との事だ｣

おいおい……マジかよ

『死人は出ているんですか？』

降｢奇跡的にまだ出ていない｣

『良かった……』

あれって、もしかして…

向こうから来るあの人影……あれはきっと…

降｢今僕達がいるこの地域で、
犯人は逃げ回っているようだ…
見つけ次第直ぐに『降谷さん止まってください』おい、犯人らしき人物はまだ見えていないぞ｣

『走って来てますよ向こうから……犯人が』

俺はそう言うと降谷さんの車から出て、

犯人が走ってくる方向に向かって俺は走って行った。

段々とはっきり見えてきた犯人

犯人は俺に気づくと殺気を強め走るスピードを上げてきた

『…かかった……』

俺はそんな目の前から向かってくる犯人に飛び蹴りを真正面から食らわした

犯｢がっ……！！｣

犯人が手に持っていた血だらけのサバイバルナイフが宙を舞って離れた所に落ちていった

目の前の犯人は倒れることはなく

後ろによろめきながら俺に銃を構えた

犯｢っ……この、野郎……！！｣

『へぇ……いいおもちゃを持っているんだね…』

俺がそう言うと

犯人は目を血ばらせながら引き金を引いた。