iw . ページ7
さっきの沈黙から暫くしてふっかが口を開いた。
「眠くね 、?」
「うん 、眠いね。」
「じゃあ寝よっか 。」
今回は珍しくベッドが2つ用意されてた。
違うベッドなのに、お互いが背中を向けるようにして寝転がった。
.
「ねぇ 、さっきの何だったの 。」
「… ごめん忘れて 。」
「無茶言うなよ 〜 。あんな強引なキス初めてだったんだぞ 〜 ?」
ゆっくりと一つ一つの言葉を選ぶようにして話してるふっかはまだ向こうを向いたまま。
「… ねぇ 、もし俺がさ 。」
ねぇ 、 そう語りかけるとふっかの肩がピクっと動いた。
.
「俺 、」
「… ごめん 。」
まだ何も言ってないのにまるでこの後の言葉が分かるかのように話を遮られてしまった。
「あ … 俺こそごめん 、」
しんみりと 、また沈黙になったその部屋で 。
君と背中を向け合いながら眠る。
「… おやすみ」
そう声をかけても返事は無かった。
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v:z - この作品大好きです! (2020年12月27日 13時) (レス) id: f2740398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有咲 | 作成日時:2020年11月9日 12時