iw . ページ5
「照 〜 。これ鍵 。」
ホテルのロビーで 、マネージャーから預かった鍵を受け取る 。
「ん 。ありがと」
「俺 、康二達の部屋に遊びに行ってくっから 、先部屋入ってて〜 。」
ちょっと期待した 。2人でいれるのかなって 。
でもふっかはやっぱり康二とかと話してる方が楽しいんだろうなって落ち込みながら言われた通り部屋に行こうとする。
「あ 、戻る時LINEするから先に寝るなよ ?」
「鍵閉めっぱなしにしてやろうか。」
「絶対やめて!!!」
半分本気で締め出してやろうかと思った。
「行ってらっしゃい」ってふっかを見送ったあと 、部屋に戻ると、軽くトレーニングしたりトレーニング動画を見たりして時間を潰していた。
「やっぱりつまんねぇな 。」
… あいつが居ないと 。
.
21時を回った頃 、ふっかが戻ってきた 。
「早かったね」
「照が寝ちゃうんじゃないかと思って」
「そんなに早く寝ないよ」
「じゃあ、また行こうかな 。」
なんか 、訳分からないけど 。
本当に訳分からないんだけど 、
ふっかを行かせたくなくて 、ぐっと腕を掴んで引き留めていた。
「へ … 、なに 、」
凄く困ったようにこっちを見詰めて 、動揺していた。
「 …… ごめん 、」
そう謝ると壁に追い詰めてふっかの唇に自分の唇を押し当てていた 。
「ん … 、!? ちょ … ッ 、!」
凄く驚かれながら胸を叩かれる 。
それでも 、俺の力の方が強いから突き飛ばされることはない。
ぷは 、とやっと離れた時 、ふっかは顔を赤らめて唇を撫でるように触っていた。
「ごめん 、」
我に返って謝った後 、暫く沈黙が続いて気まずい空気が流れた。
.
なんで咄嗟にキスなんて … 。
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v:z - この作品大好きです! (2020年12月27日 13時) (レス) id: f2740398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有咲 | 作成日時:2020年11月9日 12時