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ここ最近 、俺に対するふっかの態度が変わった気がする 。
今までだったら俺も勘違いしてしまうくらいの近い距離 。なのに今は 、俺が寄って行くと少し離れられてしまう。
「ねぇ 、俺の事嫌い?」
唐突にそんな事を聞くから 、何言ってんだこいつみたいな目を向けられるかと思った。
でもふっかはそんなこと言わずに 、「嫌いじゃない」そう言った。
「俺は好きだよ。ふっかのこと」
「はいはい 、ありがとう 。」
普通に会話する分にはいつもと変わらないんだけどな。
なんで少し離れるんだろう 、とか なんでこっち来てくれないんだろうかなんて考えていたら自然とふっかの事を目で追うようになった。
自然とふっかを探して 、ずっと頭の中で追いかけて。まるでストーカーなんじゃないかって思うくらいに。
だからこの距離を縮めたくて 、同じ部屋がいいなんて提案をした。
驚かれることは想定内だったし 、断られても押せばいいと思ってた。
だけど案外すんなりと決まって 、明日からのロケはふっかと同じ部屋になることが出来た。
「朝寝坊すんなよ。」
「照もな。まぁ、寝てたら起こしてあげるよ」
「俺よりも起きるの遅いくせに。」
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v:z - この作品大好きです! (2020年12月27日 13時) (レス) id: f2740398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有咲 | 作成日時:2020年11月9日 12時