fk . ページ3
自分を想ってくれるかなんて分からない相手を好きになって 、1人で悩むのは苦手 。
そして 、相手に愛を伝えるのも苦手 、
その割に愛して欲しくて 、 俺だけを見てて欲しいなんて我儘なのは分かってる 。
だから誰も好きにならない 。
好きになっちゃ行けないんだろうな って 。
.
赤「部屋割り今回もじゃんけんでいい ?」
ロケの為に用意されたホテルの部屋割り 。
あの頃はよく照と一緒で心臓持つか心配だったな。笑
他のメンバーが 、じゃんけんでいいよ 〜 なんて言ってる頃 、1人が否定した 。
「あ、俺ふっかと一緒で 。」
「は … ?!」
意外なその言葉に昔の感覚が蘇る 。
「ダメ ? お前が一緒だと1番楽なんだけど 。」
他の奴となりたかった ? なんて寂しげな表情で言われる 。そんなの 、また期待するから辞めて欲しい
「じゃあ、仕方ないから照と一緒でいいよ 。」
なんて可愛くない言葉を並べて 、部屋の欄に名前を書く 。
やっと 、諦めがついたのに 。
やっと 、照を卒業しよう 。なんて思ってたのに
なんでまた期待するような言葉を並べてくるんだ。
「まぁ 、宜しく 。」
何故だか知らないけど 、ポンと頭に手を置かれてそんな事を言われた 。
その手はやっぱり大きくて 、暖かくて 、いい匂いがする手 。
「 … ん 、宜しく 。」
同じ部屋なんて 、何時ぶりだろうか 。
また記憶が蘇って好きになる前に蓋をしなければならない。
だからどうか無事に 、相部屋が終わってくれと願うばかりだった 。
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v:z - この作品大好きです! (2020年12月27日 13時) (レス) id: f2740398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有咲 | 作成日時:2020年11月9日 12時