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たぬきが55匹 ページ9

「あぇ?私寝てた……?」


眩しさに目を開ける。
気づけば外は赤く染まっていて、どれだけ長い時間眠っていたのか察しがつく。


「あ、まふまふさん!」


寝る直前までそばに居てくれたまふまふさん。
いや、もしかしたらずっと居てくれたのかも。


部屋にいないのでもう帰っちゃったのかな


「……喉乾いちゃった」


飲み物を求めて、ベッドをおりてキッチンへ向かう。


「え?」


キッチンに入った時に目に入った、見覚えのある影。


白髪の髪と高い身長、横顔でもわかる綺麗な顔。


「まふまふさん」


「あ、起きた?」


優しい顔のまふまふさんがそこにいた。


熱で侵されていたからだろうか。
1人を寂しがっていた私は、まふまふさんが家にいることがとても嬉しくて思わず近くまで行ってしまう。



「もう帰ったのかと思いました!」


「あれ?本城さんなんか嬉しそう!
よかったぁ!怖がられると思ってたから。
さすがに熱出してる子をお家に1人になんてできないからね」


熱下がったかなー?とおでこに触れるまふまふさんの手。
少し緊張するけれど、全然嫌じゃない。


「えへへ。まふまふさんの手、冷たくて気持ちいいです」


「っ⁉…本城さん!僕が熱出しちゃうからやめて!」


「な、何でですか⁉」


自覚ないのが余計にダメ!、なんて叱られて少ししょんぼりしていると、リビングに行っててと背中を押される。


「え、え?」


「いいから!ゆっくりしてて!
キッチン借りてもいい?」


「全然大丈夫ですけど」


「なら良かった!ほら!病人は大人しくね」


なんだか申し訳ない。
しばらくリビングで待っていれば、まふまふさんがおぼんを持って現れた。

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なつの(プロフ) - ひよりさん» ありがとうございます!! そう言っていただけると自信が持てますー!実際はまだまだなんですけどね笑 コメントありがとうございます! (2019年3月5日 23時) (レス) id: 1923d39783 (このIDを非表示/違反報告)
ひより - この話とっても面白いです!更新楽しみにしているので、これからも頑張ってください!!! (2019年3月4日 22時) (レス) id: 4600ab77d3 (このIDを非表示/違反報告)
なつの(プロフ) - コメントありがとうございますー!!和ちゃんと坂田さんは書いていて作者も楽しいです笑 2人の展開も楽しみにしていただけたら嬉しいです! (2019年3月2日 22時) (レス) id: 1923d39783 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 今までこっそり見させて頂いておりました!和ちゃんと坂田さんの絡み大好きです、もっとイチャイチャして!(笑)これからも無理せず更新頑張ってください!! (2019年3月2日 20時) (レス) id: be5de4e45a (このIDを非表示/違反報告)
なつの(プロフ) - ありがとうございますー!!コメントすっごく嬉しいです!だこれからの展開もぜひぜひ楽しんでください^ - ^ (2019年3月2日 20時) (レス) id: 1923d39783 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつの | 作成日時:2019年1月13日 11時

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