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たぬきが67匹 ページ21

「あ、れ…?なんで?」


「…今出てきた人、聞いてもいいですか?」


センラさんが微笑みながらか聞いてくる。
それに対して私は何を言えばいいのかわからない。どの言葉を出すのが正解なのだろう。


「あ…うぅ」


「ふはっ!顔真っ赤ですよ?」


そういうと、センラさんは私の頬を触る。
センラさんの手の体温で私の頬が熱くなっていたのだと気づいた。


「熱いですね」


サラサラと頬を撫でられ、少しくすぐったい。
ふと上を見れば、交わる私とセンラさんの視線。センラさんの瞳はどこか熱を帯びていて、どきっとする。


「えっと」


どうしよう
すごく気まずい。
この瞳を見てしまったあと、私はどんな言葉を発せばいいのかわからない。


「A〜、ゲーム終わったから手伝いに……って何してんの?」


どうしようか迷っていれば、リビングから現れたうらたさん。
私を見つめるセンラさんと、戸惑う私を見て不思議そうに首をかしげる。


いつもならうらたさんの姿を見ただけではしゃいでしまうのに、なぜか今は恥ずかしくて逃げ出したくなった。


「あ…お手伝いですね!大丈夫です!今終わったので、リビング行きますね!!」


失礼しますっ!と頭を思いっきり下げ、私はその場から逃げ出した。


「あっ!おい」


うらたさんが呼び止めるのも聞かずにリビングに戻り、志麻さんと坂田さんのところに紅茶を置く。


「あ、にこちゃんありがと!……ってどうしたん?顔赤ない?」


「へ?」


反射的に頬を手で覆う。
確かに私の頬は熱く、赤くなっていることは想像できる。


「うぅ…仕方ないじゃないですかぁ」








緑のたぬきさんを『好き』だって気づいちゃったんだから

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なつの(プロフ) - ひよりさん» ありがとうございます!! そう言っていただけると自信が持てますー!実際はまだまだなんですけどね笑 コメントありがとうございます! (2019年3月5日 23時) (レス) id: 1923d39783 (このIDを非表示/違反報告)
ひより - この話とっても面白いです!更新楽しみにしているので、これからも頑張ってください!!! (2019年3月4日 22時) (レス) id: 4600ab77d3 (このIDを非表示/違反報告)
なつの(プロフ) - コメントありがとうございますー!!和ちゃんと坂田さんは書いていて作者も楽しいです笑 2人の展開も楽しみにしていただけたら嬉しいです! (2019年3月2日 22時) (レス) id: 1923d39783 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 今までこっそり見させて頂いておりました!和ちゃんと坂田さんの絡み大好きです、もっとイチャイチャして!(笑)これからも無理せず更新頑張ってください!! (2019年3月2日 20時) (レス) id: be5de4e45a (このIDを非表示/違反報告)
なつの(プロフ) - ありがとうございますー!!コメントすっごく嬉しいです!だこれからの展開もぜひぜひ楽しんでください^ - ^ (2019年3月2日 20時) (レス) id: 1923d39783 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつの | 作成日時:2019年1月13日 11時

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