たぬきが49匹 ページ3
「にこちゃんやんな？」
「…へ⁉あ、はい！にこです！」
「本物やん！うらさんすごいなぁ！」
「おい！坂田！Aをびっくりさせんな！」
「え、さかた…さん？」
坂田さんって、あの坂田さんだよね？
浦島坂田船の？
「え！にこちゃんなんで離れてくん？」
なんだか恐れ多くなった私は、まふまふさんを盾に後ろに隠れた。
そんな私をまふまふさんはなぜか撫でてくれて、少し気持ちいい。
「お前がびびらせるからだよ」
「わぁごめん！もうびっくりさせへんから逃げんといてー！」
「にこちゃん。さかたんは優しいから大丈夫だよ？」
怖がらないで、と言われ前に出る。
怖いというよりは前に立っていることが恐れ多い。
「その、逃げちゃってごめんなさい！
改めまして、にこという名前で活動している本城Aです！
坂田さんがいらっしゃるなんて知らなくて、恐れ多くなってしまいました」
「恐れなくてええんよ！なんなら俺のがにこちゃんのこと崇めとるよ！
俺は坂田 優！よろしくなAちゃん！」
「よろしくお願いします！」
あまりの明るさになんだか緊張を感じない。
「てか坂田。お前なんできたんだよ」
「うらさんがあのにこちゃんとコラボして、しかもキャスやってるん見て、会いたくなってん！ほんまにいると思わへんかったけど」
「コラボ、聞いてくれたんですか！嬉しいです」
「聞いたよー！俺にこちゃん好きやもん！
てかにこちゃんかわええなぁ」
「ふぇ⁉そ、そんなことないです！」
「えー？めっちゃかわええと思うんやけど」
いつのまにか近い距離まで来ていた坂田さん。
顔が触れ合いそうなほど近くで見られ、だんだんと恥ずかしくなる。
「おい坂田。近すぎ」
「さかたん！距離感ってものを分かってよ！」
そらるさんが坂田さんの首元を掴んで後ろに引き、まふまふさんは私の肩を持って自分の方に引いてくれたおかげで近過ぎる距離は離れた。
「もう！そらるさんもまふもめっちゃにこちゃんのこと好きやん！」
「「そうだけど？」」
「え⁉」
「ちょっと！」
声を揃えて肯定する2人となぜか私と同じくらい驚くうらたさん。
そして騒がしい夜はいつのまにか過ぎていった。
＊＊＊
坂田 優
歌い手のとなりの坂田。
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なつの(プロフ) - ひよりさん» ありがとうございます！！ そう言っていただけると自信が持てますー！実際はまだまだなんですけどね笑 コメントありがとうございます！ (2019年3月5日 23時) (
レス) id: 1923d39783 (このIDを非表示/違反報告)
ひより - この話とっても面白いです！更新楽しみにしているので、これからも頑張ってください！！！ (2019年3月4日 22時) (レス) id: 4600ab77d3 (このIDを非表示/違反報告)
なつの(プロフ) - コメントありがとうございますー！！和ちゃんと坂田さんは書いていて作者も楽しいです笑 2人の展開も楽しみにしていただけたら嬉しいです！ (2019年3月2日 22時) (レス) id: 1923d39783 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 今までこっそり見させて頂いておりました！和ちゃんと坂田さんの絡み大好きです、もっとイチャイチャして！(笑)これからも無理せず更新頑張ってください！！ (2019年3月2日 20時) (レス) id: be5de4e45a (このIDを非表示/違反報告)
なつの(プロフ) - ありがとうございますー！！コメントすっごく嬉しいです！だこれからの展開もぜひぜひ楽しんでください^ - ^ (2019年3月2日 20時) (レス) id: 1923d39783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつの | 作成日時：2019年1月13日 11時
