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ー3話ー ページ5
ライブが始まって私は不思議な感覚に陥った
可笑しいんだ…周りの声が聞こえてくるはずなのに…
ーこの景色最高！ー
ー皆楽しんでるかな？ー
ーたのしぃぃぃ！！ー
ーやっぱり好きだ！ー
ステージの上の4人の声しか聞こえない。
それくらいに惹き込まれるんだ
すごい…この人たち…凄い
特に、うらたぬきさんが凄かった
Life goes onが好きすぎた…
�爐修量瓦�1人じゃない、心の声探して��
の歌詞が好きすぎる
私だって夢くらいあった
歌が好きだったんだ、だからこの人たちみたいに
こういう場所に立ってみたいんだ。
A｢…羨ましいな｣
この人たちは凄い、私とは違うんだ
こんなにも愛されてるんだから
同じ場所なんて…立てるわけない
夢を見るな…そう親からも言われたんだ
私�爐覆鵑��瓩�夢を見ても叶わないんだから
…やばい、辛い
4色に輝いてる4人を見てるのが辛い
ーあの子…綺麗ー
そんな時だった…ある人の声が聞こえた
綺麗な声の、うらたぬきさん
ビックリしてステージを見れば目が合った
綺麗？
きっと他の子だろう
私なんかじゃない。
化け物の私が綺麗……？
有り得ないでしょ
目が合ったからって期待すんな…
期待したって無駄なんだから
A｢ねぇ…そこからの景色はどう見えてるの？｣
ステージに手を伸ばしてみるけど
目の前なのに届かない
私も普通の子だったら
もしかしたら届いてたかもしれない
悔しい…ねぇ…神様
私が何をしたの？
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作者名：328 | 作成日時：2019年5月7日 2時
