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三十四話 ページ38

「たのもー!」

大きな倉庫の中に足を踏み込む。

そこは不良集団のアジトだった。

不良「あ?誰だテメェ」

賢治「貴方達が車をハイジャンプさせたんですか?」

不良「知らねぇな」

「正直に言わないとチャリンコヤンキー(志賀直哉)春廼舎朧(はるのやおぼろ)さんが来るよ〜!」

不良「は?」

あれ?分からなかったかな?坪内逍遥(つぼうちしょうよう)は分からなくても、志賀さんは分かると思うけど,,,,

「春廼舎朧は坪逍(つぼしょう)さんのことだよ?坪内逍遥。近代文学の春一番を吹かせた人なんだけど,,,」

不良「お前,,,,ふざけてんのか?」

「ふざけてないよ?」

不良は金属バットを持って、私の頭上で振り上げる。

不良「死ね!!」

振りかざされた金属バットを容易く避ける。

「,,,,何気ない言葉で人を殺せてしまうって知ってる?」

不良「知るか!!」

「言葉には力が宿ってる。その力を操るのが、文豪(私達)なんだよ?」

さて、そろそろかな〜?

バーン。

倉庫の扉が開いて、そこに立っていたのは自転車に乗った志賀さんと、いつも通り扇子を持ってニコニコしている坪逍さんだった。

(坪逍さん、顔はニコニコしているけど絶対怒ってるよ〜,,,,)

志賀(先)「A!呼ばれたから助けに来たぞー」

坪内(先)「ほう,,,,私に新しい世界を見せてくれるのか、楽しみだな」


,,,,あっ,,,,駄目だ。()る気じゃん,,,,。

三十五話→←多喜二さんの誕生日会



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凛花 - ドスくんが良いです! (9月23日 22時) (レス) @page34 id: 6915327b77 (このIDを非表示/違反報告)
タタリ(プロフ) - 眠いちゃんさん» ありがとうございます! (8月21日 16時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
眠いちゃん - 続きが気になりすぎる…………← (8月21日 13時) (レス) @page25 id: 96f5a31586 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タタリ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masoradayoyo/  
作成日時:2023年4月4日 10時

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