検索窓
今日:13 hit、昨日:5 hit、合計:10,822 hit

二十四話 ページ25

鏡花「夜叉白雪」

鏡花ちゃんがそう言ったら鏡花ちゃんの背後に白色のナニかが現れた。

「わーお」

敦「!?」

夜叉白雪と呼ばれた異能物体が斬りかかってくる。

「おわっ!」

パーカーの袖が少し切られた。くま吉は座席に置く。

本を武器に変え、戦闘体勢にはいる。

(勝てるかどうか分からない,,,,けど、やるっきゃない!)

その後、敦くんと2人で夜叉白雪に立ち向かったが相手が強い。

与謝野先生の声がアナウンスで流れ、爆弾の解除ボタンは鏡花ちゃんが持ってるらしい。

そして鏡花ちゃんの着物の中に爆弾が巻き付けられていた。

「えっ?ウソ,,,,」

敦くんも言葉を失ってる。

その時、気付いてしまった。

何時だって、夜叉白雪は電話の声に従っていた。1度たりとも鏡花ちゃん自身の為に動いていない。

鏡花ちゃんは昔の敦くんみたいに異能力を制御できないんだ,,,,。

敦「君の言葉からは何の感情も感じられない。まるで殺戮マシーンだ。何か思いがあるなら言葉にしないと駄目だ!じゃないと僕みたいな馬鹿には分からない!」

「ぶつからなきゃ伝わらないことだってある!
,,,,私だって、言いたいことを我慢して後悔したことだってある。辛いなら誰かを頼っても良いんだよ!鏡花ちゃんは本当に人を殺したいの?」

鏡花「,,,,私は鏡花。6ヶ月で35人殺した。もうこれ以上誰も殺したくない!」

そう告げ、鏡花ちゃんは電車から飛び降りる。

「!?」

後を追うように敦くんも飛び降りた。きっと助けるつもりだ。

空中で敦くんが鏡花ちゃんの爆弾をもぎ取り、空高く投げ、爆発した。

「敦くん!!」

敦くんと鏡花ちゃんは共に海へ落ちた。どうやら無事みたいだった。

良かった,,,,助かって,,,,本当に良かった。

二十五話→←二十三話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

凛花 - ドスくんが良いです! (9月23日 22時) (レス) @page34 id: 6915327b77 (このIDを非表示/違反報告)
タタリ(プロフ) - 眠いちゃんさん» ありがとうございます! (8月21日 16時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
眠いちゃん - 続きが気になりすぎる…………← (8月21日 13時) (レス) @page25 id: 96f5a31586 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:タタリ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masoradayoyo/  
作成日時:2023年4月4日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。