7話 ページ8
次の日。
電車に揺られること数十分、ようやくヨコハマに着いた。
仁「A、迷子になるなよ」
「あっ!あそこにクレープ屋があるよ!食べよ〜!」
言った瞬間これである。
クレープ屋や面白そうな物に走って行こうとするA、それを捕まえる仁。
中々のカオスっぷりである。
「クレープ食べたい!食べたら行く」
仁「,,,,はぁ」
一応言っておくがAは16歳である。
仁は考えた末、いちごクレープを買ってくれた。
「ありがと〜!」
それを言い終わるのが早いかクレープにかぶり付くのが早いか分からないスピードでむしゃむしゃ食べる。
「ほいひ〜!」
仁「口にクリーム付きっぱなしだぞ」
「えっ!?うそ!どこどこ?」
口の周りを手で触るが何も付いていなかった。
仁「,,,,ふっ、ウソだよ。慌てすぎだろ」
そう言って悪戯っぽく笑う仁。
「仁が言ったらウソに聞こえない,,,,」
人間は美味しい物はすぐに食べてしまうらしく、5分と経たないうちに食べ終えてしまった。
「あ〜美味しかった!」
美味しい物を食べれて気分は絶好調!,,,,なんて思っているのもつかの間、仁の手が伸びてきて肩へと担ぎ上げられた。
「えっ,,,,えー!?」
仁「よし行くぞ」
仁は私を担ぎ上げたまま、歩き出した。
「ちょっま、下ろして〜!」
ジタバタと暴れるが相手は仁。
身長差19センチ、年齢差2歳。
得意なことが格闘技の人に勝てる訳がない。
諦めよう、相手が悪かった。
私は抵抗するのを止め、仁の肩で大人しく探偵社に向かった。
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タタリ(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!私立は綺麗。中学より綺麗(当たり前)公立は後ろの机との間隔が狭かったけど、トイレが流すボタンあって驚いた。 (3月15日 8時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» ご卒業おめでとうございます。入試はどうでしたか? (3月15日 7時) (レス) @page49 id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
タタリ(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!読んでみます!! (3月14日 22時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» あ、桜神から改名しました。これからこの名前なのでよろしくです。またコメントしますね。私の方もハンドレットノートの作品書きました。Sea angelの名探偵【ハンドレットノート】という題名です。時間があれば読んでくれると嬉しいです。 (3月14日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» お久しぶりです!最近体調は大丈夫ですか?まだまだ寒い時期が続きそうですね。更新待ってますので頑張って下さい。 (3月14日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
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