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6話 ページ7

事務所。

「ただいま〜!」

結局、私達が事務所に帰ってこれたのは日付が変わる少し前だった。

仁「おかえり」

枯柳「帰ったか。依頼の方はどうだった?」

「男の子が犯人だったよ〜」

枯柳「人食い虎ではなかったのか,,,,」

瑠衣「いや、その人食い虎が男の子だった」

枯柳「どういうことだ?」

「あと、武装探偵社って人達にも会ったよ!」

今思うと個性豊かだったな〜,,,,

仁「で、勧誘されたと」

「すごっ!何で分かったの?」

仁は私の右手を指差した。

仁「手の隙間から白い紙が見えている。おそらくそれは地図だろう。鉛筆で書かれた跡も見えるな」

瑠衣「すげぇな。千里眼って,,,,」

仁「視れば分かる」

「仁しか分からないと思うけど,,,,」

枯柳「その地図を渡された時、何か言われなかったか?」

う〜んと考え、この紙を渡してきた太宰さんの言葉を思い出した。

太宰『明日の10時に探偵社に来てくれるかい?場所はその紙に書いてあるから』

「,,,,明日の10時に探偵社に来るようにって言われた」

瑠衣「入社試験でもするのか?」

「さぁ〜」

瑠衣と顔を見合せ、首を傾げる。

紙を広げ、仁と枯柳さんにも見えるように机の上に置く。

枯柳「手書きだな,,,,」

仁「明日、俺も付いて行く。何だか嫌な予感がするからな」

瑠衣「Aは方向音痴だからなー」


明日は仁にヨコハマに連れて行ってもらえることになった。

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タタリ(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!私立は綺麗。中学より綺麗(当たり前)公立は後ろの机との間隔が狭かったけど、トイレが流すボタンあって驚いた。 (3月15日 8時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» ご卒業おめでとうございます。入試はどうでしたか? (3月15日 7時) (レス) @page49 id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
タタリ(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!読んでみます!! (3月14日 22時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» あ、桜神から改名しました。これからこの名前なのでよろしくです。またコメントしますね。私の方もハンドレットノートの作品書きました。Sea angelの名探偵【ハンドレットノート】という題名です。時間があれば読んでくれると嬉しいです。 (3月14日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» お久しぶりです!最近体調は大丈夫ですか?まだまだ寒い時期が続きそうですね。更新待ってますので頑張って下さい。 (3月14日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タタリ | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2023年11月10日 2時

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