36話 ページ38
「えーっと、任務先は此処だよね?」
スマホの地図アプリを頼りに任務先を目指す。
敦「そうみたいですね。確か依頼内容は、、、『強盗団を捕まえる』でしたね」
コクンと頷き、依頼内容を思い出す。
依頼人は近くに住む女子高校生。
友達との下校途中に知らない人から『辞書を書き写すだけで5万円貰えるバイト』を勧められ、友達とおもしろ半分でした結果、家に帰ると強盗に入られていたという内容。
目の前には簡単に儲かるバイト!!と書かれた看板に机と椅子、そして2人の男子高校生と男の人。
「何してるの〜?」
男子高校生に話しかける。
男子1「簡単なバイトだよ!」
男子2「辞書を書き写すだけで時給5万円ってすげーよな!!」
「うわぁ〜、、、」
敦「何て説明しましょう、、、」
その時、「なるほど、今すぐ帰った方が良いな」と背後で声が聞えた。
振り返ると仁と枯柳さん。
男子2「は?何でだよ?」
枯柳「本当にそんなことで大金が手に入ると思うか?」
男子1「それは、、、」
仁「此処は強盗団のアジトだ。大方、適当な理由で人をおびき寄せ、その間にソイツの家で盗みを働いてたんだろう」
男子2「えっ、そんな、、、」
仁「分かったら大人しく帰るんだな」
そして男子高校生は大人しく帰って行った。
「素直だね〜」
敦「誰だって強盗に入られるのは嫌ですもんね」
男の人「おいお前ら!一体何者だ!さっきから聞いてりゃ適当なこといいやがっ、、、!?」
仁「あ?」
枯柳「ん?」
男の人は負けじと言い返すが、仁と枯柳さんの威圧感で言葉が出なかった。
仁「俺達はただの探偵だよ」
男の人「ヒィィィ」
そして男の人は縄でグルグル巻きにされた。
「私達の出る幕なかったね〜」
敦「そうですね、、、あの人達がホークアイズですか?」
「そうだよ〜!青髪の人は名探偵の司波仁。灰色の髪の人は私と同じ記録者の枯柳杖道、、、どちらも格闘技が得意!」
仁「Aは探偵社の仕事か?」
ふと仁が話しかけてきた。
「まぁね〜!」
枯柳「ネストと探偵社の両立、Aも大変だな」
「ねぎらいはいちごクレープで!」
仁「買わない」
「何でぇ!?」
そんな私をフル無視して仁は敦くんに話しかける。
仁「お前は確か、、、中島敦だったか?」
敦「あっ、はい!」
枯柳「Aがいつも世話になっているな。問題を起こすかもしれないが、どうかよろしく頼む」
「枯柳さん!?」
敦「いえ、こちらこそ」
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タタリ(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!私立は綺麗。中学より綺麗(当たり前)公立は後ろの机との間隔が狭かったけど、トイレが流すボタンあって驚いた。 (3月15日 8時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» ご卒業おめでとうございます。入試はどうでしたか? (3月15日 7時) (レス) @page49 id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
タタリ(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!読んでみます!! (3月14日 22時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» あ、桜神から改名しました。これからこの名前なのでよろしくです。またコメントしますね。私の方もハンドレットノートの作品書きました。Sea angelの名探偵【ハンドレットノート】という題名です。時間があれば読んでくれると嬉しいです。 (3月14日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» お久しぶりです!最近体調は大丈夫ですか?まだまだ寒い時期が続きそうですね。更新待ってますので頑張って下さい。 (3月14日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
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