19話 ページ21
メンバー3「ムロキの奴、、、死んじまったのか?」
メンバーの人達に事件のことを話すと、みんな驚いていた。
昨日まで笑い合っていた友達が、、、もうこの世にいないもんね、、、。
メンバー4「ケージの奴はどうでもいいけどさ!」
(、、、ケージ!?)
瑠衣「ふ〜ん。アンタ、ケージのこと嫌いだったのか?」
「ケージ、嫌われてたんだ、、、」
メンバー4「アタシだけじゃねーよ!、、、ていうかアイツのこと好きな奴なんて、、、」
ケージ、何したらこんなに嫌われるの?
「理由は?」
メンバー4「ケージは朧童ゾンビを仲間だと思ってなかった、、、仲間からも金を巻き上げようとしてたし、なぁフジサキ!?」
フジサキさんは急に話をふられ、困惑している。
フジサキ「えぇ、まぁ、、、」
「、、、」
メンバー4「貴方、、、本当に16歳なの?」
私の方を見てメンバー4は言う。
「バリバリの16だよ!」
メンバー4「中学生だと思ってたわ。ごめんなさい」
そう言って頭を下げてきた。
「中学生!?」
何で?やっぱり身長かな〜?
う〜ん。分からないや!
枯柳「ひとつ質問なんだが。そんなに嫌われていたなら何故、朧童ゾンビから追い出さなかったんだ?」
メンバー3「そんなの、イスルギさんが許す訳ねーよ」
メンバー4「悪い。これから用事だから、この辺で良い?」
枯柳「あぁ、すまない。時間をとらせたな」
そこで聞き込みは終了。
枯柳「『イスルギさんが許す訳ない』ってのは?」
フジサキ「イスルギさんは何があっても居場所のない奴を追い出すことはしません」
瑠衣「ふ〜ん」
「イスルギさんはちゃんとみんなを引っ張って行く総長なんだね!」
フジサキ「ええ、、、そうですね、、、」
仁「、、、それはどうだろうな」
「えっ?」
そして仁はフジサキさんに1言。
仁「聞き込みは十分だ。アンタは戻って良い」
フジサキ「えっ、、、あ、はい」
フジサキさんは境内の方へ戻って行った。
瑠衣「意外だったなー、不良のチームなんてどうせヤベー奴しかいないんだと思ってた」
「私も、、、。けど違ったね。此処は居場所を無くした人達がお互いに支えあっているんだね」
枯柳「そうだな」
瑠衣「世の中の隙間からすっぽり落ちた奴を、救い上げる場所」
「助けを求めようにも『助けて』の声も出させてくれない、出せば叩かれる世の中にはこんな場所があっても良いのかもしれないね」
仁「、、、確かにそうだな。だけど此処は、、、」
「、、、?」
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タタリ(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!私立は綺麗。中学より綺麗(当たり前)公立は後ろの机との間隔が狭かったけど、トイレが流すボタンあって驚いた。 (3月15日 8時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» ご卒業おめでとうございます。入試はどうでしたか? (3月15日 7時) (レス) @page49 id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
タタリ(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!読んでみます!! (3月14日 22時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» あ、桜神から改名しました。これからこの名前なのでよろしくです。またコメントしますね。私の方もハンドレットノートの作品書きました。Sea angelの名探偵【ハンドレットノート】という題名です。時間があれば読んでくれると嬉しいです。 (3月14日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» お久しぶりです!最近体調は大丈夫ですか?まだまだ寒い時期が続きそうですね。更新待ってますので頑張って下さい。 (3月14日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
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