12話 ページ13
武装探偵社。
「一ノ瀬A、復帰しました〜!」
元気に探偵社に入ると、金髪の綺麗なお姉さんがソファーに座っていた。
「,,,,誰?」
?「樋口一葉と言います。よろしくお願いしますね」
「うん。よろしく!」
(なんだ、依頼人か〜!)
国木田さん曰く、樋口さんの勤めている貿易倉庫に不審な人がいたからその調査をしてほしい,,,,らしい。
「任せてよ!てか、私行きたい!」
結局、敦くん、谷崎さん、谷崎さんの妹のナオミちゃん、私の4人で向かうことになった。
その判断が、間違っていたことに気付きもしないで,,,,。
路地裏。
樋口さんを先頭にして、歩く。
「暗いね〜,,,,」
樋口「そうですね」
「樋口さんって呼ぶの堅苦しいから『ひぐっちゃん』て呼んで良い?」
樋口「別に構いませんよ」
「やった!では、ひぐっちゃんに問題です。ある人が両手に花束を持っています。片手には3本、もう片手には5本。さて、その花束は合わせてなん束でしょうか?」
私が出したクイズに考え出すひぐっちゃん。
樋口「3と5で8,,,,でもそんな簡単ではないはず,,,,」
「敦くんと谷崎さんとナオミちゃんも考えてね!」
敦「僕も!?」
谷崎「Aちゃん、さん付けは恥ずかしいから,,,,」
「なら谷崎くん!」
そんなことを話しているうちにひぐっちゃんはピタリと止まった。
樋口「すみません、嵌めさせて頂きました」
ひぐっちゃんは髪をお団子に束ね、誰かに電話をかける。
樋口「,,,,芥川先輩,,,,」
上手く聞き取れなかったが、『芥川先輩』と言っているのは聞こえた。
「何で?問題をいきなり出したから怒ったの!?」
樋口「違います」
電話を切り、持っていた拳銃でナオミちゃんを撃つ。
ナオミちゃんが撃たれて倒れるまで、数秒なのかもしれない。
だが、その数秒が永遠のように感じた。
視界に飛び散る
「あっ,,,,いやっ,,,,」
その時、声が聞こえた。谷崎くんの腹部を刺した人だ。
?「お初にお目にかかる。
敦「芥川,,,,」
「,,,,誰,,,,」
芥川「僕の目的は人虎のみ。その仲間は貴様の道連れ,,,,」
敦「ぼっ僕のせいで,,,,」
「違う!」
大声で否定する。
「違う,,,,違うよ,,,,敦くん。敦くんは何も悪くないよ,,,,芥川さん!」
敦のマイナス思考を否定し、芥川さんと向き合う。
「今からクイズを出します。答えてください」
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タタリ(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!私立は綺麗。中学より綺麗(当たり前)公立は後ろの机との間隔が狭かったけど、トイレが流すボタンあって驚いた。 (3月15日 8時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» ご卒業おめでとうございます。入試はどうでしたか? (3月15日 7時) (レス) @page49 id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
タタリ(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!読んでみます!! (3月14日 22時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» あ、桜神から改名しました。これからこの名前なのでよろしくです。またコメントしますね。私の方もハンドレットノートの作品書きました。Sea angelの名探偵【ハンドレットノート】という題名です。時間があれば読んでくれると嬉しいです。 (3月14日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» お久しぶりです!最近体調は大丈夫ですか?まだまだ寒い時期が続きそうですね。更新待ってますので頑張って下さい。 (3月14日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
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