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３話 ページ4
お家。
「明日から高校だよね？高校って女学校みたいなとこだよね？」
中也「おう、中学校な」
女学校は主に４年制で、１年制が12歳、最高学年の４年制は16歳で卒業。
中学校(男子校)は５年制だったと思う。
「大丈夫かな？授業追いつけるかな？」
中也「東大首席入学者が何言ってんだよ、、、」
卒業は出来なかったけどね、、、、。
中也「よし、晩酌付き合え！」
「えっ！？無理無理！！私、お酒弱いもん！」
中也「知るか！」
そう言っていつも持ち歩いてる酒瓶を机上に置く。
そして何処から取り出したのか
こりゃ、確定だぁ〜。
注がれたお酒をちびちび飲みながら公園で出会った研磨くんについて話す。
「今日ね、中也みたいな男の子に出会ったよ〜」
中也「詩人か？」
「見た目」
即答で答えると分かりやすくしょんぼりしてた。
「てか、生前から色々中也にお世話なってるよね、何で？」
中也「は？」
「いや、私達って親戚でもなければ家族でもないじゃん。何で気にかけてくれるのかな〜って」
ずっと思ってたことを聞くと、盃をコトッと置き、懐かしんだ顔になった。
中也「文也に、、、重ねたのかもなぁ、、、」
あっ、、、、、。
中也「Aの方が文也よりも年上だが、俺にとってはどちらも子供みたいなもんだし、、、」
「そっか」
中也「まっ、お前も俺もあまり長生きは出来なかったが、、、此処で楽しんだら良いんじゃねぇか？この世界は戦争もないしな」
「、、、だね！」
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