１話 ページ2
帝國図書館。
「今日の潜書はこの本ですか？」
尊敬する芥川先生から渡された本には『ハイキュー！！』と書かれていた。著者名は霞んで見えなくなっている。侵食が進んでいる証拠だ。
芥川「そうだよ、お願いできるかな？」
そんなの、、、、断る理由がないよ！
「はい！！」
無頼派に報告。
太宰「良いなー、俺もAと潜書したーい」
オダサク「太宰クン、落ち着きましょか」
坂口「困ったことがあれば何時でも言えよ、特性安吾鍋を作ってやるから」
なんて恐ろしいことをサラッと言ってくる。
「遠慮しとくね！」
安吾鍋は当たりは美味しいけどハズレは、、、、ね、、、三途の川が見えるよ。
「私には堕落の味が分からなかったよ、、、」
壇「A、何か食いたい物はあるか？長期になるんだろ？」
「うん。壇くんの手料理食べれなくて残念、、、、」
しょんぼりする私の頭をポンポン撫でてくれた。
壇「結婚したら毎日食べれるぞ」
「えっ！本当！？壇くんと結婚しようかな〜」
ヘラヘラとノリで言ったら太宰くんが机をバーンと叩いた。
太宰「壇！？なに抜け駆けしてんだよ！！」
坂口「壇は堕落したいのか、そうかそうか、、、」
オダサク「壇クン、AはみんなのAやろ？」
壇「そうだな」
太宰「俺だってAに「太宰くんの作品好き！」て言われたし！」
オダサク「いやワシやって生前、一緒に自由軒行ってんけど？」
坂口「俺はAと落伍者について語り合ったけどな」
太宰「はぁ！？それだったら俺も心中に誘ったし！、、、断られたけど」
オダサク「当たり前やん」
壇「一緒に太宰の借金の人質になって1ヶ月間旅館にいたけどな」
３羽烏「レベチいた、、、」
みんな、笑顔だけど目が笑ってないよ、、、、。
明日から大丈夫かな？
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