【銀魂】高杉晋助と5歳の少女４

お花見 ページ3

銀魂大好きさんのリクエストです！




高杉side





花見の場に着くと






人混みで溢れかえっていた




すると






俺の隣を歩いているAが





A「わぁ…人いっぱいいるねっ！
しんすけ！」






と辺りを見回してそう言った







高「…今が見頃だからなァ」








歩いていると





「んだとテメェゴルァ！！」



「やんのかオラァ！？」





A「！？」




少し遠くで酔っ払いが喧嘩をしていた







……花見に酔っ払いはつきものってか







《ぎゅっ》




高「…」




俺の足元を見ると




酔っ払いどもの声がでけェから驚いたのか





Aが俺にしがみついていた






A「…っ…あのおじさんたち…
なんでけんかしてるの…？」






高「…さァな。
…大丈夫だ。お前にゃなんもしねェよ。
…なんなら俺がお前をおぶってやろーかァ？そしたらなんも心配いらねェだろ」




俺がそう言うと





A「うん！おんぶ！！」






と言いながら俺の後ろへまわった







俺は一度しゃがんでから






Aを背にのせ





Aをおぶった




……



…






Aを背負って







屋台のある道を歩いていると






A「ねえねえしんすけ」





A「…おさけってさっおいしいの？」





さっき俺が酒を買って飲んでいたからか





Aが俺にそう聞いてきた





高「…あァ…うめェよ」





俺がそう言うとAは




A「へ〜」




とよくわからないといった感じで



そう言った






すると突然




A「さけはのんでものまれるな！」




と言った




高「…」



高「…そんな言葉どこで覚えてきた」





A「銀ちゃんが言ってた！
銀ちゃんね、一回おさけにのまれちゃって痛い目にあったんだって！」






A「だからしんすけもおさけにのまれちゃったら痛い目にあっちゃうからね！」





高「…」




…フッ







高「…俺は酔わねェから大丈夫だ」






続く

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