ちょっとだけ【東海オンエア】 (ページ27)

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高2の冬

特に何もなく少しずつみんな受験の話をし始める

と｢花はどこか行きたいとこある？｣

花｢私美容の専門行こうかな｣

と｢岡崎出るだら？｣

花｢まあ一応出んと無いからねw｣

マフラーに顔を埋めながら話す

と｢俺多分岡崎残るで｣

花｢えーとしみつと離れるん嫌だら、それならとしみつのお嫁にでもなって専業主婦にでもなろうかな｣

きっと冗談で言ってるだろうに俺は妙にドキドキする。

と｢花がそうしたいなら俺は構わない。｣

柄にもなく真剣な顔で花に言ったけど花は笑って辞めてやあ！嘘やよ、って流された

かなり真剣に俺の好き伝えたつもりだったのに

花｢そう言うんは本気で好きなものに伝えなダメやよ分かった？｣

俺が好きなのは紛れもなく花なのにどうしてそんな切なそうな顔でそんなこと言うんだよ

と｢本気で好きなやつなんか居らん！｣

かっこよくお前だよって言ってたらきっと何か変わってたのかもしれないけど花の中で多分幼なじみって壁は分厚いのかもしれん

と｢花こそ変な男なんかと付き合ったりすんなよ！モテるんだからこそちゃんとした人選べよ！｣

と｢てつやはやめろよ！？｣

誰にも譲りたくないけどてつやにだけは何故か絶対に譲れない気持ちがあった